トヨタの「リッター47km」走る“純エンジン車”に反響あり!「絶対に売れる」「この燃費はスゴすぎる…」「今すぐ買いたい」の声も! “2気筒エンジン”搭載でハイブリッド超えた「超低燃費コンパクトカー」ES3とは!
モーターを主動力としない純粋な「エンジン車」でありながら、現在のエコカーすらも凌ぐような“超低燃費”を実現した、トヨタの「ES3(イーエス・キュービック)」を振り返って紹介します
トヨタの「リッター47km」走る“純エンジン車”に反響あり!
2026年5月現在、中東情勢の不安やガソリンをはじめとする石油製品の価格上昇により、クルマ選びにおいて「燃費の良さ」はあらためて重要視される要素となっています。
ハイブリッド車や電気自動車(EV)がすっかり定着した昨今ですが、実は今から四半世紀も前に、モーターを主動力としない純粋なエンジン車でありながら、現在のエコカーすらも凌ぐような超低燃費モデルが存在しました。
それこそが、2001年に開催された「第35回東京モーターショー」でトヨタが世界に向けて発表した「ES3(イーエス・キュービック)」です。
ES3は、環境への配慮と実用性を両立させた次世代のコンパクトカー像を提示するために開発されたコンセプトモデルでした。
車体のサイズは全長3520mm×全幅1630mm×全高1460mmと、現在の一般的な軽自動車とコンパクトカーの中間ほどの取り回しの良い寸法に収まっています。
外観は丸みを帯びた3ドアハッチバックのスタイルを採用していますが、その中身には当時の最先端技術が惜しみなく詰め込まれていました。

まず驚かされるのは、徹底的な軽量化への執念です。
一般的な鋼板ではなく、アルミニウム合金や樹脂素材をボディの骨格や外板に多用し、さらに植物由来のバイオプラスチックまで採用。
大人4人が乗れるしっかりとしたパッケージングを持ちながら、車重は驚異の700キロに抑えられていました。
これは現在の一般的な軽自動車より遥かに軽い数値です。
それにくわえて、空力性能の追求も徹底しており、流れるような美しいフォルムによって空気抵抗係数(Cd値)は0.23という、スポーツカーも顔負けの優れた数値を達成。
そして、この超軽量ボディを引っ張るパワートレインこそが、ES3最大のトピックです。
搭載されたのは1.4リッターの直噴ディーゼルターボエンジンと、無段変速機のCVT。
ハイブリッドカーのように駆動用の大型モーターは積んでいませんが、信号待ちなどでエンジンを止めるアイドリングストップ機能や、ブレーキをかけた際の減速エネルギーを回収して再利用する仕組みなどを採用していました。
これらすべての技術を組み合わせた結果、なんと1リッターあたり47kmという、現代のエコカーすら青ざめるような低燃費を実現していたのです。
まさに究極の環境車と呼ぶにふさわしい仕上がりのES3でしたが、残念ながら市販化の夢は叶いませんでした。
その理由としは、アルミや専用の樹脂パーツをふんだんに使うことで製造にかかるコストが跳ね上がることや、当時の市場がそこまで極端なエコカーを求めていなかったことなどが要因だと言われています。
しかし、設計の根本から見直して無駄を省き、効率を高めるという考え方は、のちのトヨタのクルマ作りの基礎となる思想を先取りしていたという評価もあります。
日々のガソリン代に頭を悩ませる現代のドライバーから見ると、このクルマの魅力は色褪せるどころか輝きを増しているようで、インターネット上でもES3を振り返る話題に対して、「モーターに頼らずリッター47キロは今の技術基準で見てもスゴすぎでしょ…」「燃料が安い軽油でこの燃費なら最強の節約カーになる」「マジで今すぐ買いたい!」「この見た目で市販してくれたら絶対に売れると思う」といった、現代での発売を熱望するコメントが書き込まれています。
歴史に埋もれてしまったコンセプトカーではありますが、2026年という時代にあらためてES3を見つめ直すと、トヨタが遥か昔に見据えていたクルマ作りのビジョンの鋭さに驚かされます。
ハイブリッドやEVが当たり前になった今だからこそ、あえて内燃機関の限界に挑んだ超低燃費ハッチバックの存在は、クルマ好きの心を惹きつけてやみません。
Writer: くるまのニュース編集部
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