「クルマのヘッドライト」なぜ“黄ばむ”!? 見た目の悪化にくわえて「車検NG」の恐れも…! DIYで「透明感」を取り戻す方法&変色の“予防対策”とは!
クルマのヘッドライトが黄ばんだりくすむと、見た目の印象が悪化すほか、車検をクリアできなくなる恐れもあります。一体なぜヘッドライトは時間とともに黄ばみ、どうすれば“透明感”を取り戻せるのでしょうか。
「クルマのヘッドライト」なぜ“黄ばむ”!?
クルマを丁寧に洗車してボディを綺麗に保っていても、なぜか全体が古ぼけて見えてしまう……。
その原因のひとつとして、フロントマスクの印象を大きく左右する「ヘッドライトの黄ばみやくすみ」があります。
年数が経過したクルマで頻発するこの現象ですが、なぜヘッドライトは時間とともに黄ばんでしまうのでしょうか。
その最大の理由は、ヘッドライトに使われている素材にあります。
かつてのクルマのライトは「ガラス製」が主流でしたが、現在販売されているクルマのほとんどは「ポリカーボネート」などの樹脂(プラスチック)で作られています。
樹脂素材はガラスに比べて軽量で、弾力性があるため衝突した際にもガラスと比較して割れにくく、安全性が高いというメリットがあります。
さらに、成形の自由度が高いため、近年の複雑なデザインを実現するためには欠かせない素材なのです。

しかし、ポリカーボネートには“紫外線や熱に弱い”という弱点もあります。
新車の状態では表面に保護用のクリアコーティングが施されていますが、長年太陽の紫外線を浴び続けることでコーティングが徐々に劣化し、剥がれてしまいます。
そして、むき出しになった樹脂が太陽光やバルブの発熱の影響を受けて酸化し、表面が黄ばんだり白く濁ったりしてしまうのです。
ネット上やSNSでも、この問題に悩むドライバーのリアルな声が多く見られます。
「ボディが綺麗でもライトが黄ばんでいるだけで急に古く見えてしまって悲しい…」「昔乗っていたガラスレンズの車は10年経っても綺麗だったのに」「メーカーはライトの透明プラスチック部品だけ簡単に交換できるようにして欲しい!」といった、見た目の劣化を嘆く声は後を絶ちません。
また、黄ばみを放置することは安全面でも大きなマイナスがあります。
光の透過率が下がるため夜間の視界が悪化するほか、光量不足や光軸の乱れによって、車検をクリアできなくなる恐れもあります。
では、黄ばんでしまった場合はどう対処すればよいのでしょうか。
インターネット上にも様々なDIYの裏技が上がっており、「家庭用クレンザーや歯磨き粉でこすったら綺麗になった」という声も見かけます。
しかし、研磨剤で表面を削って一時的に綺麗になっても、保護層がない状態ではすぐに紫外線にやられ、あっという間に以前と同じように黄ばんでしまうのです。
「せっかく磨いたのに数ヶ月でまた濁っちゃった…」「磨いてからスプレー缶でクリア塗装したらライトがヒビ割れて悪化した!」という失敗談も少なくありません。
市販のクリーナーを使って自力で直す場合は、必ず「黄ばみを除去(研磨)した後に、専用のコーティング剤を塗布する」という2ステップをセットで行うことが鉄則です。
より確実で長持ちさせたい場合は、プロの業者に依頼することをおすすめします。
専門ショップでは、劣化した表面をしっかりと削り落とし、耐久性の高いコーティング塗装やプロテクションフィルムを施工してくれます。
もちろんDIYより費用はかかりますが、透明感が数年単位で持続するため、結果的な満足度は高くなります。
※ ※ ※
このように黄ばみを予防するには、日頃から紫外線を避けることが一番の対策です。
屋内駐車場に停めるのが理想ですが、難しい場合はヘッドライト部分だけでもカバーをかけるなどの工夫が効果的。
愛車のヘッドライトの黄ばみが気になる方は、これらの方法で「目ヂカラ」を取り戻し、安全で快適な夜間ドライブを楽しんでみてはいかがでしょうか。
Writer: くるまのニュース編集部
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。




























