ついに「4車線化!」 麻生警察署前~柿生駅付近の1.6kmが3月末に開通! 世田谷町田線の“渋滞解消”と歩行者や自転車の“安全性向上”へ
川崎市北部の重要幹線、都市計画道路「世田谷町田線」の整備が大きく前進しました。麻生警察署前交差点から柿生駅付近までの約1.6kmにおよぶ「片平・上麻生I期工区」が2026年3月31日に4車線化。慢性的な渋滞ポイントだった同区間の交通容量が拡大し、歩道拡幅や自転車通行帯の整備で安全性も向上しています。
慢性的な渋滞ポイントが「4車線」でスムーズに
川崎市北部のメインロード、都市計画道路「世田谷町田線」の整備が大きく前進しました。
麻生警察署前交差点から柿生駅付近までの約1.6kmにおよぶ「片平・上麻生I期工区」の4車線化工事が2026年3月31日に完了。
慢性的な渋滞に悩まされてきた同区間ですが、車線増設や歩道拡幅によって、安全性と利便性が向上しています。
川崎市の北部エリアを東西に貫き、東京都世田谷区と町田市を結ぶ重要幹線道路「世田谷町田線」において、長らく進められてきた整備事業がひとつの節目を迎えました。
車道4車線化が完成したのは、麻生区の麻生警察署前交差点から柿生駅付近に至る約1.6kmの区間です。
これまでこの区間は片側1車線の対面通行となっており、交通量の多さから朝晩を中心に激しい混雑が発生していました。
今回、車線数が2車線から4車線へと倍増したことで、道路の交通容量が大幅に拡大しています。
さらに、交差点付近などには付加車線も設置されており、右左折車両による後続車のストップが緩和され、道路交通の円滑化が図られました。

この整備は、単に車の流れを改善するだけではありません。地域住民の生活道路としての安全性向上にも主眼が置かれています。
大きな変更点として、歩道の拡幅が実施されました。歩行者がゆとりを持って通行できるようになり、ベビーカーや車椅子を利用する際も安心して移動できる環境が整っています。
また、自転車利用者への配慮も手厚くなっています。車道には、自転車の通行位置と進行方向を明確に示す「矢羽根型路面標示」が新たに設置されました。
これにより、車と自転車、そして歩行者の動線が整理され、接触事故のリスク低減が期待されます。
加えて、上下線を区切る中央分離帯が設けられたことで、対向車線への逸脱防止など、交通安全性が多角的に強化されています。
世田谷町田線は、川崎市の都市計画において重要な位置づけにあります。
今回完成した「片平・上麻生I期工区」は、小田急多摩線や小田急小田原線と並走・交差するエリアであり、周辺には新百合ヶ丘駅や柿生駅といった主要駅が点在しています。
過去を振り返ると、この道路の整備は段階的に進められてきました。新百合ヶ丘駅周辺などの「整備済み区間」から順次広がりを見せており、今回の開通によって、麻生区役所周辺から柿生駅付近までが広い道でつながった形に。
川崎市が掲げる「道路交通の円滑化」と「安全な歩行空間の確保」という目標が、着実に形になりつつあります。
待望の開通を迎えた今回の工区ですが、世田谷町田線のプロジェクトはこれで終わりではありません。
柿生駅付近から町田市境にかけては、依然として「事業継続区間」が残っています。また、一部には「尻手黒川線IV期」など、他の幹線道路との接続に関わる未完成区間も存在します。
残る区間の整備が進めば、多摩沿線道路や府中街道といった南北軸との連携もさらに強化され、川崎市北部の交通網はより強固なものとなるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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