日産「新たなSUV」を世界初公開! 「“テラノ”復活」で“タフデザイン”&PHEVを採用! クーペ風ボディに“一文字ライト”の「流麗SUV」も登場! 2台のコンセプトカーを中国で発表!

2026年4月23日、日産は「北京モーターショー2026」において「アーバンSUV PHEVコンセプト」と「テラノPHEVコンセプト」を世界初公開しました。中国市場を起点に電動化とグローバル展開を加速させる同社の戦略と、それを体現する最新モデルとは一体どのようなものなのでしょうか。

まさかのテラノ復活! 2台のSUVを世界初公開!

 2026年4月23日、日産は「北京モーターショー2026」において、2台のSUVコンセプトカーを世界初公開しました。

 中国市場の競争激化を背景に、単なる販売拡大にとどまらず、グローバル戦略全体を見据えた布石としての意味合いが強い発表といえるでしょう。

 まず注目すべきは、日産が掲げる新たなビジョンと中国市場の位置付けです。同社は「モビリティの知能化で、毎日を新たな体験に」という方針のもと、中国を日本や米国と並ぶ「リード市場」として明確に定義しました。

 これは単なる販売拠点ではなく、イノベーション創出の中心地としての役割を担うことを意味します。

 実際、中国で培われたスピード感や技術開発力を活かし、グローバル市場へと展開するモデルも増えており、「N7」や「フロンティア プロPHEV」などはすでに海外輸出を前提に開発されています。

タフなデザインで復活を果たした「テラノ」!
タフなデザインで復活を果たした「テラノ」!

 こうした戦略の延長線上に位置付けられるのが、今回披露された2台のSUVコンセプトです。

 まず、「アーバンSUV PHEVコンセプト」は、都市部での利用を前提とした次世代モデルです。

 若年層ユーザーをターゲットに据えたこの車両は、未来的なフロントフェイスや一文字のテールライトが特徴で、グリルレスデザインに光の演出を組み合わせた先進的な表情が印象的です。

 滑らかなボディラインとクーペライクなシルエットは空力性能とスタイリングを高次元で融合しており、日産の次世代SUV「NX8」に通じるデザイン言語が見て取れます。

 また、PHEVシステムを採用することで、日常の市街地走行では電動車としての静粛性と効率性を確保しつつ、長距離移動にも対応する柔軟性を備えています。都市生活と電動化の親和性を象徴する1台といえるでしょう。

 もう1台の「テラノPHEVコンセプト」は、よりタフでアウトドア志向の強いモデルです。「テラノ」という名称は、かつて日産の本格SUVとして知られたテラノに由来しており、その復活は実に久々のこととなります。

 往年のテラノが持っていた堅牢なイメージを現代的に再解釈したデザインは、角張ったボディと高い最低地上高、そして大型タイヤによって強い存在感を放っています。

 フロントマスクには水平基調のLEDライトが配され、力強さと先進性を両立。さらに、最新のプラグインハイブリッド技術を組み合わせることで、悪路走破性と環境性能を同時に追求しています。

 都市部での快適な移動とアウトドアでの高い走行性能という、相反するニーズに応える点がこのモデルの大きな特徴です。

 両コンセプトモデルに共通しているのは、中国市場のニーズを起点にしながらも、グローバル展開を強く意識している点です。

 日産はこれらの市販モデルを1年以内に発表する計画を明らかにしており、さらに同時期に3車種のNEVを追加投入する方針も示しています。

 これにより、中国におけるラインアップは一層拡充され、ブランドの再構築が加速していくことになります。

※ ※ ※

 総じて今回の発表は、日産が中国市場を単なる販売拠点ではなく、未来のモビリティを創出する中核と位置付けていることを強く印象付けるものでした。

 アーバン志向とオフロード志向という対照的な2台のSUVは、それぞれ異なるライフスタイルに応えると同時に、電動化時代におけるSUVの新たな可能性を提示しています。

 今後、市販モデルとしてどのように具現化されるのか、そしてグローバル市場でどのような評価を得るのか、大いに注目されるところです。

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Writer: くるまのニュース編集部

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