新たな「NSX」に注目! “初代デザイン”に「420馬力超え」V6エンジン×6速MTを搭載! “約20年ぶり”に蘇るスーパースポーツカー! JASモータースポーツ「テンセイ」イタリア仕様とは?
1989年に誕生し、日本を代表するスーパースポーツとして名を刻んだホンダ初代「NSX」。その名車が生産終了から約20年の時を経て、レストモッドモデル「Tensei(テンセイ)」として現代の技術で蘇ります。一体どのようなモデルなのでしょうか。
初代NSXを現代に蘇らせる
2026年1月に開催された「東京オートサロン2026」で話題となったのが、イタルデザインが手掛けた「NSX トリビュート バイ イタルデザイン」です。
ホンダ初代「NSX」をオマージュしたモデルで、2代目NSXをベースにしながらも、随所に初代のエッセンスを感じさせるエクステリアが注目を集めました。
一方、同じイタリアの名門カロッツェリアであるピニンファリーナも、時を同じくして初代NSXのレストモッド(旧車を現代の技術でレストア・再構成したモデル)のデザインを手掛けています。それが「Tensei(テンセイ)」です。

初代NSXは1989年に発表され、1990年に発売。その後、改良を重ねながら2005年まで生産されました。
オールアルミボディや高回転型V6エンジンを採用した、日本を代表するスーパースポーツカーとして知られています。
そうした初代NSXを現代に蘇らせるプロジェクトとして登場したのが、2025年12月にJASモータースポーツが発表したテンセイです。生産終了から約20年を経て、現代の技術で再構築されるレストモッドモデルとなります。
JASモータースポーツはイタリアを拠点とするレーシングコンストラクターであり、ホンダの公式パートナーでもあります。
今回発表されたテンセイは、その名のとおり、初代NSXを新たな姿で蘇らせることをコンセプトとしています。
そのデザインパートナーとして選ばれたのが、イタリアのピニンファリーナです。エレガントなデザインで知られ、プジョーやフェラーリのほか、日本メーカーではトヨタ、日産、ホンダの車両デザインも手掛けています。
ピニンファリーナによるテンセイのデザインも2025年12月に発表されました。リトラクタブルライトを備えているように見えるフロントや、リアの造形は初代NSXを彷彿とさせます。
完全に同一ではないものの、初代のデザインを巧みに現代風へと昇華したエクステリアとなっています。
ボディサイズは、全長4417mm×全幅1930mm×全高1160mm、ホイールベース2585mm。初代NSXと比較すると全長・全幅が数センチ大きくなっているものの、ほぼ同等のサイズといえるでしょう。
エンジンには、初代NSXに搭載されていた3.0リッターV6自然吸気エンジンが採用される予定です。
ただし、そのままではなく、名門エンジンビルダーであるジャッド・パワーによるチューニングが施されます。
チューニング後は排気量が3.5リッターに拡大され、最高出力は426psを発揮します。また、トランスミッションには6速MTが組み合わされます。
現時点では詳細なスペックや発売時期、価格などは明らかになっていませんが、2026年春中には何らかの追加情報が発表される見込みです。初代NSXがどのような形で現代に「転生」するのか、今後の動向に注目が集まります。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。































