19年ぶり復活! ホンダ「“新型”インテグラ」発売で問合せ“殺到”! 6速MTターボ搭載で「是が非でも手に入れたい」熱い声も! 高性能「タイプS」米国製モデルが販売店でも話題に
ホンダは米国で製造するアキュラ「インテグラ」を日本国内で発売すると発表しています。このクルマについて、最新情報を販売店に聞いてみました。
今回のインテグラは左ハンドル仕様のまま販売決定!
2026年3月9日、ホンダは北米市場で高い評価を得ているアキュラ「インテグラ タイプS」を日本市場へ導入すると発表しました。
ユーザーから寄せられた反響について、首都圏のホンダディーラーに問い合わせてみました。
初代インテグラがデビューしたのは1985年のことです。このときのモデル名は「クイント インテグラ」であり、今となっては懐かしいリトラクタブルヘッドライトを装備し、2分割グリルのフロントマスクのデザインが特徴的でした。
1.6リッターDOHCエンジンを搭載した3ドアおよび5ドア仕様が用意され、スポーティカーの新たな領域を開拓したモデルとして人気を博しました。米国ではホンダの高級ブランド「アキュラ」のコンパクトクラスを担っています。
そして1989年にフルモデルチェンジを行い2代目がデビュー。初代モデル同様に3ドアおよび5ドア仕様が用意されました。
このときリトラクタブルヘッドライトから固定式へと変更され、自然吸気で量産世界初のリッター100馬力を達成した1.6リッターDOHC「VTEC」エンジンを搭載。
そして1993年に、個性的なプロジェクター式の丸型4灯式ヘッドライトを採用した3代目へとフルモデルチェンジを果たします。3ドアはそのままに、5ドアから4ドアへと変更されています。
3代目インテグラのハイライトといえば、1995年にデビューしたスポーツモデル「インテグラ タイプR」の存在が挙げられます。
フラッグシップの「NSX-R」と同様に「チャンピオンシップホワイト」のボディカラーをまとったボディ、初期モデルは手作業で組み上げられたリッター100馬力を超えるエンジンなど、さまざまな魅力が凝縮されたモデルでありながら、デビューの車両本体価格はおよそ230万円で販売されていたのです。
そして2001年に4代目へと進化し、このモデルからは3ドアハッチバックのみとなります。
日本国内におけるインテグラの販売はこの4代目までで、2007年に終売していましたが、その後ブランクを経て5代目のインテグラが2022年に北米市場でデビュー。
現地では、プレミアムコンパクトセダンセグメントにおいて40%以上のシェアを誇る人気モデルとなっています。

そして、今回日本に導入されるのはこの5代目インテグラ、ということになります。
生産工場は、ホンダ・ディベロップメント・アンド・マニュファクチュアリング・オブ・アメリカのメアリズビル4輪車生産工場となり、輸入車として導入されます。
国土交通省が新たに創設した米国製乗用車に関する認定制度を活用したものであり、2026年後半より発売される予定です。
日本市場において19年ぶりの復活を果たすインテグラ。アキュラブランドとしての導入となるため、エンブレムはホンダを示す「H」ではなく、アキュラの「A」となります。
このうち導入されるのは、4ドアセダンのハイパフォーマンスモデル「タイプS」、乗車定員は4名です。
ボディサイズは全長4725mm×全幅1900mm×全高1407mm。車両重量は1460kgに対して、駆動方式はFF。パワートレインは最高出力320HP、最大トルク310lb-ftを発生する2リッター直列4気筒ターボエンジン、トランスミッションは6速MTを搭載します。
注目すべきは左ハンドル仕様のまま販売されるという点です。つまり「6速MT&左ハンドル」のスポーツモデルという、マニアックな仕様となります。
米国での価格は5万3400ドル、日本円で約840万円です(2026年3月上旬時点)。
かなり立派になって日本に凱旋したインテグラ、ユーザーの反響について、3月中旬に首都圏のホンダディーラーに問い合わせてみました。
「『もう予約はできるのか』『価格はいくらくらいになりそうか』といったお問い合わせをいただいております。
若いときにインテグラタイプRを所有されていて、懐かしさもあって今回のインテグラタイプSは是が非でも手に入れたいから、予約がはじまるときには連絡して欲しいというお客様もいらっしゃいました。
価格については未定ですが、比較的高額になるのでは……と予想しております。
他のホンダディーラーにも問い合わせてみました。
「左ハンドル仕様がいい、というマニアックなお客様からの反響が大きいです。
今やインテグラも、全長4.7mに全幅1.9mという大柄なモデルとなりましたが、むしろ好意的に受け止めていただいているようです。
『予約が始まったらすぐにでも買う』という熱いお客様が多いです」
歴代の(「元」を含めた)インテグラオーナーとしては待望の復活といっていいでしょう。
インテグラというクルマに強い想い入れがあるユーザーにとって、是が非でも手に入れたいクルマであることは確かなようです。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。


























