ダイハツの新型「“軽”スポーツカー」に大注目! 匠「手作業」搭載のターボエンジン×5速MTの高性能スポーツマシン! 超軽量&高剛性ボディもイイ「ミライース tuned by D-SPORT Racing」とは
2026年3月19日、SPKはダイハツのエントリー軽コンパクトカー「ミライース」をベースにしたコンプリートカー「ミライース tuned by D-SPORT Racing」を正式に発表しました。ターボエンジン搭載のスポーツモデルだといいますが、どのような仕上がりなのでしょうか。
5速MT×ターボエンジンの軽スポーツカーはアツすぎる!
モビリティビジネスのグローバル商社であるSPKは2026年3月19日、ダイハツのエントリー軽コンパクトカー「ミライース」をベースにしたコンプリートカー「ミライース tuned by D-SPORT Racing(以下、ミライースDSR)」を正式に発表しました。
限定100台の抽選販売という希少なモデルは、発表と同時にクルマ好きたちの間で大きな話題を呼んでいます。
ミライースDSRは、「走る楽しさをみんなのものに」というテーマのもとで開発されました。
ダイハツと共同で運営する「D-SPORT Racing Team」がモータースポーツ活動で培ってきた知見を惜しみなく注ぎ込み、ベースのミライースには標準設定されていないターボエンジンと5速マニュアルトランスミッション(MT)を搭載しているのが最大の特徴です。
心臓部には660cc・3気筒インタークーラーターボエンジン「KF-VET」型を採用しており、最高出力64馬力/6400rpm、最大トルク92Nm/3200rpmを発揮します。
これに専用ECUとフロア5速MTを組み合わせることで、ミライース本来の軽量なボディを最大限に活かした刺激的なドライビング体験を可能にしているのです。
走行性能を高める装備はエンジンだけにとどまりません。
コーナリング時にフロント左右輪への駆動力を適切に配分するスーパーLSDを搭載し、滑らかな旋回性能とコーナー立ち上がりでの鋭い加速を実現しています。
また、出力向上に対応するためフロントブレーキをソリッドディスクから14インチのベンチレーテッドディスクへと変更し、専用キャリパーも装備することで、モータースポーツ走行においても十分な制動力を確保しました。
特筆すべきは、ミライースDSRの特殊な製造工程です。
エンジンと5速MTの搭載は、一度完成した新車をダイハツの工場内で再び分解し、熟練スタッフが匠の技によって手作業で組み付けるという手間のかかる方法で行われています。
一般的なチューニングショップでは中古部品が使われることも多い中、このモデルでは純正の新品部品が使用されており、メーカーの生産ラインに準じた高い品質管理が維持されている点も大きな魅力です。
ボディには6点式のロールケージが装備され、車体剛性が大幅に高められています。
このロールケージの組み込みも同様に、ダイハツの工場で職人の手作業によって行われており、ダッシュボードに穴を開けて通す「貫通式」構造を採用することでインテリアの美観にも配慮しました。
ターボエンジンやロールケージといった重量増につながるパーツを多数採用しながらも、車両重量はわずか710kg(SPK測定値)に抑えられており、クルマの俊敏性は十分に保たれています。
内外装には、ブラックのスチールホイールや専用の「D-SPORT」エンブレム、5速MT化に伴う専用センターコンソール、そして100台限定を証明するシリアルナンバープレートが装着されます。

それ以外の部分はベースグレードのミライースと同等で、ユーザーが自らカスタムを楽しめる「キットカー」としての位置づけも。
5ドア/4人乗りの仕様はそのままに、先進運転支援システム「スマートアシストIII」も引き続き搭載されているため、日常の使い勝手や安全性は通常モデルと変わりません。
オプションとしてRECARO製フルバケットシートや各種メーター、専用ブレーキパッドなども用意されています。
ミライースDSRの車両価格は、消費税込みで299万8600円です。新車を手作業で再分解・組み立てするという複雑な工程を経ながら、300万円を切る価格設定を実現しています。
購入後のメンテナンスや整備は全国のダイハツ販売店で受けることができ、新車保証にも対応しているのが素晴らしいポイント。なお型式は「5BA-LA350S改」で、初回車検が2年後にやってくることには注意しましょう。
なお抽選申し込みは2026年3月19日の午前10時から始まり、4月6日の23時59分で終了しています。
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エコカーとして定着していたミライースを、メーカー直系の本格的なモータースポーツベース車へと仕上げたダイハツとD-SPORTの姿勢は「素晴らしい」の一言。大注目の軽スポーツカーに、クルマ好きたちから惜しみない称賛が集まっています。
残念ながら100台限定の受付は終わってしまいましたが、果たして追加のオーダー枠が用意されるのか否か、今後の動向にも注目です。
Writer: 赤羽馬
金融業・自動車ディーラー営業マンを経て、ライターとして独立。幼少期からの自動車カタログ収集癖あり。エンドユーザーに役立つ話や経済・金融とクルマに関する情報を発信中。




































































































