今秋開通!? 圏央道の「未完成区間」現状は? 空港アクセス向上 「大栄JCT-多古IC」はまもなく!? 残る区間も今年度内目指す! 千葉部分の進捗はいかに
首都圏の道路網を形成する圏央道で、千葉県内の未開通区間である大栄JCTから松尾横芝IC間の進捗状況が公表されました。全線の用地取得が完了し、懸案だった盛土の土質課題にも対策が講じられています。大栄JCTから多古IC間は令和8年秋頃に先行開通し、全線は令和8年度の開通を目指して工事が進行中です。
圏央道の「未完成区間」はまもなく開通? 気になる時期は?
事業の推進にあたり、国土交通省、千葉県、NEXCO東日本は定期的に「連絡調整会議」を開催し、情報の共有と課題の解決を図ってきました。
これまで連絡調整会議では、事業を進めるうえでの4つの主要な課題が報告されています。
具体的には「用地未取得箇所が存在すること」「芝山トンネルの掘削作業」「土壌に含まれる重金属への対応」、そして「機能補償道路工事(跨道橋)における入札の不調」です。
現在の状況として、これらの課題は着実に解決へと向かっています。
用地取得が完了したことに加え、重金属に対する適切な処理・対応も完了。また、入札が成立せず遅れが懸念されていた跨道橋などの機能補償道路工事についても、すべての工事が完了したことが報告されています。
芝山町付近で建設が進められている芝山トンネルに関しては、令和7年(2025年)2月にトンネル内部の覆工コンクリート打設が完了し、現在は設備工事や舗装工事の段階へと移行しています。

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それぞれの課題に対する改善策が着実に実行されていることを受け、今後の開通見込みに関する具体的な目標も示されています。
盛土の作業能力低下が課題の中心となっていた大栄JCTから多古ICまでの約9.1km(大栄JCT~圏央成田IC間約2.8km、圏央成田IC~多古IC間約6.3km)の区間については、盛土材の土質改良作業が進み、土の性状不良という問題は改善。そのため、この区間については先行して「令和8年(2026年)秋頃」に開通する予定であることが発表されています。
また、残る多古ICから松尾横芝IC間を含めた未開通区間の全線(大栄JCT~松尾横芝IC間、延長18.5km)については、引き続き「令和8年度(2026年度)まで」の開通を目標として工事が進められます。
ただし、この開通時期は建設に必要な資機材の調達などが順調に進んだ場合を前提としたスケジュールとなっています。
圏央道が通る沿線地域では、道路の開通を見越した新たな開発計画が立ち上がるなど、千葉県民や県内の経済団体から交通ネットワーク整備による経済効果への期待が寄せられています。
事業主体である国土交通省とNEXCO東日本は、開通見込みの達成に向けて関係者間での協力を継続していく方針です。
Writer: くるまのニュース編集部
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