トヨタ「ハイラックス」がライバルの三菱最新「最大モデル」に注目! 高性能4WDにヤマハダンパー採用! 進化を遂げた“世界戦略”ピックアップトラック「トライトン」何が変わった?
三菱は1トンピックアップトラック「トライトン」に一部改良を施し、2026年2月19日より発売を開始しました。今回の改良について、改めて解説しましょう。
改良に伴いグレードを一本化
三菱は1トンピックアップトラック「トライトン」に一部改良を施し、2026年2月19日より発売を開始しました。今回の改良について、改めて解説しましょう。
三菱の1トンピックアップトラックは、1978年に「フォルテ」として誕生して以来、「ストラーダ」、「トライトン」と名を変えながら約45年以上の歴史を紡いできました。
世界約150の国や地域で販売されるなど、同社にとって基幹となる世界戦略モデルの一つです。
現行モデルは6代目にあたり、2023年7月にタイで世界初公開され、2024年2月から国内での販売が始まっています。ボディやラダーフレーム、パワートレインに至るまで全てが新開発され、力強いスタイリングなど内外装の質感も高められました。
生産はタイの三菱工場で行われ、約100か国もの海外市場へ展開されます。

複数のボディタイプや駆動方式が設定されていますが、日本市場へは4ドア・5人乗りの「ダブルキャブ」ボディに4WDを組み合わせたモデルのみが導入されます。
国内仕様のボディサイズは全長5320-5360mm×全幅1865-1930mm×全高1795-1815mm、ホイールベースは3130mmです。現行ラインナップの三菱車としては最大のサイズとなります。
パワートレインには、最高出力204ps(150kW)・最大トルク470Nmを発生する新開発の2.4リッター直列4気筒 2ステージターボ付きクリーンディーゼルエンジンを搭載し、6速スポーツモード付ATが組み合わされます。
4WDシステムには三菱独自の「スーパーセレクト4WD-II」が採用され、7つのドライブモードが用意されています。
また、新採用の「AYC(アクティブヨーコントロール)」やブレーキ制御タイプのアクティブLSD、ヒルディセントコントロール、ヒルスタートアシストも備え、優れた走行性能と悪路走破性を両立しています。
先進運転支援機能「e-Assist」やコネクティッド機能「三菱コネクト」の採用により、安全性や利便性も大幅に向上しました。
今回の一部改良では、特に乗り心地やハンドリング性能が進化しました。
新たにヤマハ発動機製の「パフォーマンスダンパー」をフレームの前後に装着。このダンパーは走行中のクルマの変形や振動を整えて吸収するもので、現在トライトンで「XCRスプリントカップラリー」に参戦する競技用車両にも搭載されています。ドライバーからは「ハンドリングがよりシャープになった」と高い評価を得ているといいます。
新しいトライトンでは、段差を乗り越えた際の上下の揺れやエンジンからの微振動などを抑制し、乗り心地を向上させるとともに操縦安定性を強化しています。ラリーのような限界走行だけでなく、日常の街乗りでも乗り心地の良さを実感できるよう、専用のチューニングも施されました。
さらに、フロントサスペンションや、フレームとボディの接合部であるボディマウントの設定を変更することで振動を和らげ、快適な乗り心地を追求しています。前後のショックアブソーバーの応答性を高めるなど、様々な改良によって快適な乗り心地とシャープなハンドリングの両立が図られました。
グレードは、これまで上級モデルの「GSR」とスタンダードモデル「GLS」の2タイプが設定されていましたが、今回の一部改良を機にGSRに一本化されました。GSRの特徴であった荷台のスタイリングバーは設定が廃止され、カスタマイズの自由度が高まっています。
装備や機能面でも改良が加えられました。
荷台には「テールゲートアシスト」が標準装備となり、テールゲート開閉時の負担が軽減され、荷台の使い勝手が向上しています。
また、車内の空気を清潔に保つパナソニック製の「ナノイーX」も新たに搭載されました。
このほか、インテリアではセンターコンソールとインナードアハンドルガーニッシュがダークチタンに変更されるなど、内装加飾の統一感が高められています。
これら数々の改良が施された新型トライトン GSRの価格(消費税込)は、551万8700円です。
ピックアップトラックとしてはトヨタ新型「ハイラックス」が先日発売されたばかりで、この新型モデルと真っ向勝負に挑むことになります。
Writer: くるまのニュース編集部
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