約10年の歴史に幕! レクサス「高級“FR”クーペ」ついに販売終了! 高性能「V8エンジン」×豪華インテリアの贅沢仕様! 超美麗ボディで愛され続けたラグジュアリーモデル「LCシリーズ」どんなクルマ?
2017年の国内デビュー以来、長年にわたり愛されてきたレクサスのスポーツフラッグシップクーペ「LC/LCコンバーチブル」の歴史に終止符が打たれることになります。10年弱にわたって支持されてきたLCシリーズの魅力について、あらためて紹介します。
美しきレクサスのフラッグシップよ永遠に!
2026年3月11日、レクサスの公式ホームページにおいて、フラッグシップクーペ「LC500h」「LC500」、そしてオープンモデル「LC500 Convertible(コンバーチブル)」が販売終了となっていることが明らかになりました。
ブランドの象徴として長年愛されてきたLCシリーズが、ついにその歴史に一区切りをつけることとなります。
レクサスLCの原点は、2012年の北米国際オートショーで公開されたデザインコンセプト「LF-LC」にあります。
「より鋭く、より優雅に」という開発理念のもと、デザイン性と走行性能を高い次元で融合することを目指し、コンセプトカーの発表から約5年後となる2017年に市販モデルが登場しています。
ラインナップには、3.5リッターV型6気筒エンジンとハイブリッドシステムを搭載する「LC500h」と、5リッターV型8気筒自然吸気エンジンを搭載する「LC500」の2種類が設定され、フラッグシップクーペとして大きな注目を集めました。
2020年にはオープンエアドライブを楽しめる「LC500コンバーチブル」が追加され、シリーズの魅力はさらに拡大。近年では「頂点」を意味する”PINNACLE(ピナクル)”を冠した特別仕様車も登場し、シリーズの集大成ともいえる豪華な仕様が話題となっていました。
![レクサス「フラッグシップ“FR”クーペ」がスゴかった![画像は「LC500 コンバーチブル」ファイナル特別仕様車「PINNACLE」]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/09/20250924_LEXUS_LC500_Convertible_PINNACLE_001.jpg?v=1758680346)
LCのボディサイズは全長4770mm×全幅1920mm×全高1345mm(コンバーチブルは1350mm)という堂々としたものです。
低く構えたシルエットとワイドなスタンスが特徴で、スポーツカーの躍動感とラグジュアリーカーの優雅さを高いレベルで両立しています。
フロントフェイスにはレクサスの象徴である「スピンドルグリル」を中心に据え、シャープなヘッドライトや立体的なボディラインがダイナミックな造形を強調。
リアにはL字型のテールランプとワイド感を演出するデザインが採用され、後ろ姿にも強い個性が与えられています。
コンバーチブルモデルでは電動開閉式のソフトトップを採用し、ルーフを閉じた状態でも美しいシルエットを保てるよう設計されていました。
インテリアは、レクサスならではの匠の技術と高級素材を組み合わせた空間となっています。
ドライバーを包み込むようなコックピットデザインが採用され、レザーやアルカンターラ、金属加飾などを駆使した上質な仕立てが細部にまで息づいています。
視認性の高いデジタルメーターや大型ディスプレイも備え、先進性と伝統的なクラフトマンシップが融合した空間となっていました。
LC500h、LC500、LC500コンバーチブルともに、高性能なパワートレインと10速AT(Direct Shift-10AT)、そしてFR(後輪駆動)の組み合わせで高い走行性能を実現していました。
安全面ではレクサスの先進安全技術「Lexus Safety System+」を搭載するほか、高品質なオーディオシステムや快適装備も充実しています。
コンバーチブルモデルではネックヒーターも装備されており、季節を問わずオープンドライブを楽しめる工夫が施されていました。
今回の販売終了により、レクサスのラインナップから5リッターV8自然吸気エンジン搭載モデルが姿を消すことになります。
電動化が急速に進む自動車業界において、大排気量自然吸気エンジンを搭載したモデルは年々少なくなっており、LCシリーズの終焉に寂しさを感じるファンも少なくないようです。
コンセプトカーに極めて近いデザインを市販モデルとして実現した点、そしてV8自然吸気エンジンを搭載したラグジュアリークーペという希少性も相まって、LCシリーズは多くの自動車ファンにとって特別な存在であり続けました。
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セダンの「LS」、SUVの「LX」というように、各カテゴリーに「L」を冠したモデルが存在していたレクサス。
プレミアムブランドとして、クーペのラインナップは必須級の存在ですから、また新たなラグジュアリークーペが誕生してくれるはずです。
2025年10月の「ジャパンモビリティショー2025」に参考出品されたBEV(バッテリーEV:電気自動車)の次世代スポーツカー「LFAコンセプト」は、LC後継モデルの「予告編」なのでしょうか。
レクサスの次なるフラッグシップモデルがどのような姿を見せるのか、今後の動向に注目していきましょう。
Writer: 赤羽馬
金融業・自動車ディーラー営業マンを経て、ライターとして独立。幼少期からの自動車カタログ収集癖あり。エンドユーザーに役立つ話や経済・金融とクルマに関する情報を発信中。

































































































