ホンダ「“世界初の電動過給機”付きバイク」日本初公開にマニアックな質問多数!? 1200cc相当の性能を発揮する900ccV型3気筒エンジン搭載! 「V3R 900 E-コンプレッサー プロトタイプ」に寄せられた反応とは
ホンダは、2026年3月20日から開催される大阪モーターサイクルショーにおいて、プロトタイプモデル「V3R 900 E-Compressor Prototype」を日本初公開しました。
マニアックな質問を投げかけるユーザー多数!?
ホンダは、2026年のモーターサイクルショー2026の会場において、「V3R 900 E-Compressor Prototype(V3R 900 E-コンプレッサー プロトタイプ)」(以下、V3R)を日本初公開しました。
V3Rは、2025年11月にイタリアで開催されたEICMA(ミラノショー)において世界初公開されたモデルです。
最大の特徴は、新設計の水冷4ストローク75度V型3気筒エンジンに、電動過給機である「E-コンプレッサー」を組み合わせている点にあります。
E-コンプレッサーは、独立したモーターによって任意のタイミングで過給できるため、低中回転域から高いトルクを発生させることが大きな強みです。
さらに、過給機を電動化することでインタークーラーなどの部品を削減できることから、レイアウトの自由度が高まるというメリットもあります。
そのため、E-コンプレッサーの採用は、V3Rにおけるマスの集中化やボディ幅の極限までのスリム化、そしてボディ全体のコンパクト化にも大きく寄与しています。
なお、モーターサイクル用のV型3気筒エンジンに電動過給機を搭載するのは、ホンダとして初の試みとなります。
ホンダモーターサイクルジャパンの室岡克博社長は同車両について「二輪車として世界初の電子制御過給器の採用により、低回転からハイレスポンスなトルクを発揮することで、(V3R 900 E-コンプレッサー プロトタイプは)900ccでありながら1200cc相当のパフォーマンスと環境性能の両立を目標としています」と話しています。

大阪・東京モーターサイクルショー2026の会場では、次世代のパワートレインを搭載したプロトタイプモデルに対して多くの来場者が足を止めていました。
会場のホンダ担当者は、来場者の反響について次のように話します。
「V3Rは、今回が日本初公開ということもあって、非常に多くの注目を集めていると感じています。
実際にご覧になったお客様が注目されていたのは、やはり、E-コンプレッサーの部分です。
特徴的なこのパワートレインのメカニズムに対して、かなりマニアックな質問を投げかけてくださるお客様もいらっしゃいました。
また、従来のターボチャージャーで課題だったスロットル操作に対する反応の遅れ、いわゆる過給ラグがどの程度解消されるのかといった点は、多くのお客様が気になっていらっしゃるようです。
あるいは、大排気量モデルでありながらスリムなボディを実現していたり、低回転域からリニアにトルクを引き出せたりするという新しいアプローチに対し、『実際の走りはどのようなフィーリングになるのか』といった点を気にされている方が多かったように思います。
そのほか、V型3気筒を採用していた『NS400R』を引き合いに出されるベテランライダーの方もいらっしゃいました」
※ ※ ※
V3Rは、左右非対称のサイドカウルやタンクに掲げられた新デザインのエンブレム「ホンダ フラッグシップ ウィング」など、パワートレイン以外にも新たな技術やデザインが多く採用されています。
現時点では、V3Rの市販についての具体的な予定は公開されていません。
一方、ホンダは「(V3R 900 E-コンプレッサー プロトタイプは)これまでにない二輪車を操る楽しさ、感動、所有する喜びを体感いただくことを目指し、量産に向けて、引き続き開発をおこなっていきます」としていることから、将来的に市販される可能性は十分にありそうです。
Writer: くるまのニュース編集部
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。










































































