17年越しの全線開通! 1キロ超えの「桃源郷トンネル」で約15分短縮!? 林道「小川・石打谷線」とは? 宮崎県西米良村
宮崎県が約17年の歳月をかけて整備を進めてきた西米良村の林道「小川・石打谷線」が、2026年3月26日に全線開通しました 。林道としては異例となる延長1100m超の「桃源郷トンネル」を有し、村所地区から観光スポットの小川地区への移動時間を約15分短縮するなど、林業振興と地域アクセスの向上が見込まれます。
宮崎県西米良村の林道「小川・石打谷線」が全線開通! 1.1kmの桃源郷トンネルを含む新ルート
2026年3月26日に宮崎県児湯農林振興局は、西米良村において整備を進めてきた林道「小川・石打谷線」が全線開通し、同村主催の開通式が開催されたことを発表しました。
大分県と宮崎県を結ぶ広域な幹線林道の一部として、総事業費約58億円が投じられた延長約5.5kmのルートです。
林道「小川・石打谷線」は、もともと旧独立行政法人緑資源機構が2006年度から開設事業を開始した路線です。
その後、2008年度から宮崎県が「山のみち地域づくり交付金事業」として事業を引き継ぎ、整備が進められてきました。
この林道の大きな特徴は、険しい地形を回避しスムーズな走行を確保するために建設された「桃源郷トンネル」です。
林道に設けられるトンネルとしては非常に長く、延長は約1100m(1126m)に及びます。
工事期間中の2016年4月には、地すべり性の大規模な崩壊が発生し、事業費約10億円を追加してアンカー工事を主体とした斜面対策が施工されるなどの困難もありました。
歴代の担当者や建設業者の技術を結集し、約17年の歳月を経て全線開通に至りました。

3月26日には西米良村による開通式が行われ、関係者による神事やテープカット、くす玉開披が行われ、新たな林道の完成が祝われたようです。
今回、小川・石打谷線の全線開通により、西米良村の基幹産業である林業の振興が期待されます。
また、交通アクセス面での効果も大きく、村所地区から小川地区への移動時間が約15分短縮されます。
小川地区は村内でも屈指の観光スポットであるため、移動時間の短縮により来訪者の増加が見込まれています。
Writer: くるまのニュース編集部
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