レクサス新型「4WD×4人乗りミニバン」登場! 1リッターで13km走る&2.4リッター「直4」搭載! 3年目の進化遂げた「LM EXECUTIVE」とは
レクサスのラグジュアリーミニバン「LM」が一部改良を受けました。なかでも注目されるのは、後席を“個室空間”のように仕立てた4人乗り仕様です。どのような改良が行われたのでしょうか。
“4人乗りミニバン”とは
レクサスは2026年3月12日、高級ミニバン「LM」の一部改良モデルを発表しました。
LMは「ラグジュアリー ムーバー(Luxury Mover)」というコンセプトのもと開発されたモデルで、移動時間そのものを快適に過ごせる空間づくりを重視したショーファードリブンのミニバンです。
LMの初代モデルは2019年、上海モーターショーで世界初公開されました。当時は主に中国などのアジア市場のショーファーカー需要を背景に開発されたモデルで、日本では販売されず、中国市場を中心に展開されていました。
その後、2023年にはフルモデルチェンジを受け、2代目へと進化します。この世代ではプラットフォームを刷新し、日本市場にも正式導入されました。

ボディサイズは全長5125mm×全幅1890mm×全高1955mm、ホイールベース3000mmの大型ボディを採用。ラインナップは、2列シート4人乗りの最上級仕様「EXECUTIVE」と、3列シート6人乗りの「version L」の2種類が設定されています。
なかでも4人乗りのEXECUTIVEは、ショーファードリブンを前提とした仕様で、前席と後席のあいだには大型パーティションを配置。後席はまるで個室のような空間となっています。
パーティションには48インチの大型ワイドディスプレイが備えられ、映像コンテンツの視聴やオンライン会議などにも対応します。
さらに後席には大型の独立シートが採用され、リクライニングやオットマン機能のほか、シートヒーターやベンチレーション、マッサージ機能なども装備。
温度や照明、オーディオなどはタッチ式コントローラーで操作できるなど、移動時間を快適に過ごすための装備が充実しています。
今回の一部改良のポイントは4つあります。
まずひとつ目は、4人乗り仕様「EXECUTIVE」に新たに採用された「スライドドアウェルカムイルミネーション」です。スライドドアを開けた際に足元の路面を照らす機能で、夜間の乗降時の安全性を高めるとともに、乗員を迎える演出としての役割も担っています。
2つ目は、後席に備えられる冷蔵庫の使い勝手の向上です。柔軟性のある素材を用いた新しいホルダーが採用され、サイズの異なるボトルを保持しやすくするとともに、ボトル同士の接触を防ぐ構造となりました。
3つ目は、リアシートセンターコンソールに設置されたUSB Type-C端子の高出力化です。最大60Wの給電に対応し、スマートフォンだけでなくノートPCなどの充電にも対応するなど、移動中のビジネス利用にも配慮した改良となっています。
そして4つ目は、静粛性の向上です。4人乗りのEXECUTIVEと6人乗りのversion Lの両仕様においてタイヤのトレッドパターンを変更し、ロードノイズを低減することで、より静かで快適な室内空間を実現しています。
パワートレインは、2.4リッター直列4気筒インタークーラー付ターボエンジンに前後モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載する「LM500h」です。
エンジンは最高出力275PS、最大トルク460Nmを発生し、フロントモーターは87PS・292Nm、リヤモーターは103PS・169Nmを発揮します。駆動方式は4WDで、トランスミッションは6速AT(Direct Shift-6AT)を採用しています。
燃費はWLTCモードで、4人乗りEXECUTIVEが13.3km/L、6人乗りversion Lが13.8km/Lです。メーカー希望小売価格(消費税込み)は、EXECUTIVEが2030万円、version Lが1520万円となっています。
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広い室内空間を持つミニバンの利点を生かしながら、ショーファードリブンの高級車としての価値を追求したLM。とくに4人乗り仕様は、レクサスが提案する“究極の移動空間”を象徴するモデルといえそうです。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。















































































