目線の高いR32!? ピカピカ斬新顔のド迫力ボディ! 日産 新型「フロンティアPRO」を中国で試乗! 驚きの走りとは
今回、日産が中国向けに開発した「フロンティアPRO」に試乗。果たしてその印象は?
ピカピカ斬新顔の日産「新モデル」に驚き! 「フロンティアPRO」に中国で試乗してみた!
日産のBEV「N7」以降、大きく変わった同社の中国向けモデル大改革。
「中国独自に企画・開発から生産まで一気通貫のワンチーム開発」と「中国のユーザーに寄り添うが、魂は捨てないクルマづくり」が販売にも表れています。
第2弾のSUV「NX8」にも期待が高まりますが、実はもう1台とっておきのモデルがあります。
それが今回紹介する「フロンティアPRO」です。
フロンティアはダットサントラックを祖先に持つピックアップトラックの総称ですが、このモデルは中国専用に開発された独自モデルであり、開発は商用車を得意とする鄭州(ていしゅう)日産が担当。
日産が長年培ってきた「信頼性技術」と中国ならではの「最新鋭技術」を融合させ、ワクワクできる“新時代”のピックアップとなっています。
今回、中国(オンロード:広州、雪上:黒河)で試乗してきました。
いきなり結論ですが、N7/NX8と同じく“日産らしさ”が濃厚な1台だと感じました。「それはなぜなのか」。ここから具体的に説明していきましょう。
エクステリアは「ゴツいけど先進的」なデザインが特徴です。
ちなみにフロントマスクのセンターの3つのLEDライトは1986年に登場した初代テラノの特徴だった3つのエアインテークをオマージュしたモノです。
ボディサイズは全長5498×全幅1950×全高1904mm、ホイールベース3300mmとミドルサイズピックアップとしては最大級のサイズで、全幅以外はパトロールといい勝負です。
ピックアップトラックで大事な積載性はクラストップとなる1165Lを確保。加えて、電動カバー、電動ゲート、電動ステップが採用され機能性・利便性も高いです。
インテリアは水平基調のインパネにバイザーレスのスピードメーター、センターに大型ディスプレイ(14.6インチ)などはN7/NX8と同じイメージですが、センターの物理ボタン(空調系)やフロアシフト、4WDのコントロールダイヤルなどにより、僅かにワイルド仕立て。ただ、各部の仕立てや質感の高さは乗用車と変わらないレベル。
注目はリアシートの居住性で3300mmのホイールベースを活かした足元スペースの広さに加えて、シートバックの角度がSUV並みに自然(ダブルキャブのシートバックは立ち気味がほとんど)なのは嬉しいポイント。
加えて、ピックアップ初の90度開くリアドアも相まってファミリーカーとしても十分使えます。

パワートレインは日産初の電動ピックアップで、4気筒1.5Lターボにトランスミッション内蔵2モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドでシステム出力は300kW/最大800Nmを発揮。
EV航続距離は75km(NEDC)でバッテリー(20kWh)は荷室のフレームとボディの間にレイアウト。695mmにバッテリー地上高により険しい道を走った時の安全性も抜かりなしです。
4WDシステムは副変速機付きの本格的なモノですが、AUTOモードは前後トルク可変式(アテーサE-TS(日産の四輪駆動システム)の最新版!?)となっています。
電動車では定番の電動式ではなく、悪路走破性を考慮したプロペラシャフトを用いたメカニカル式が採用されています(当然ながらデフロック付)。
フレームはこのクルマ用に新設計されたボディオンフレーム(高張力鋼板の拡大採用:ボディ70%、フレーム97%)と新設計サスペンション(フロント:ダブルウィッシュボーン、リア:5リンク)、265/65R18サイズのタイヤの組み合わせにより、開発陣は「ハンドリングと乗り心地のバランスはクラストップレベル」と自信を見せます。





































