「カローラ」なのに「カローラ」じゃない!? 通常モデルには無い“6速MT”仕様も登場! フルモデルチェンジしたトヨタ新型「トヨタ教習車」マニア注目の仕様とは?
トヨタは2026年5月12日に、フルモデルチェンジした「トヨタ教習車」の販売を開始しました。どのような特徴を備えているのでしょうか。
教習車も“ハイブリッド”が当たり前に?
運転免許を取得する際に、多くの人がお世話になったであろう教習車。その教習車に使うことを主として生まれた、その名も「トヨタ教習車」が、2026年5月12日にフルモデルチェンジを実施しました。
過去にはタクシーなどに使われることが多かった「コンフォート」をベースとした「コンフォート教習車」を販売していたトヨタでしたが、2018年1月に生産が終了したあとは「カローラアクシオ(先代型)」をベースとした車両を「トヨタ教習車」として販売していました。
ベースとなったカローラアクシオは、現行型の12代目カローラが登場した後も主にビジネスユーザーに向け、ステーションワゴンモデルの「カローラフィールダー」とともに併売がなされていましたが、2025年10月末をもって生産が終了したことで、今回新たに現行型カローラをベースとしたトヨタ教習車が登場することになったというワケです。
そのため、基本的な装備はカローラに準ずるものとなっており、2ペダル車のパワートレインはトヨタの教習車としては初となる1.8リッターのハイブリッドを搭載。

これはベースのカローラのパワートレインが1.8リッターハイブリッドに統一されたことも影響しているのですが、MT免許を取得する教習生のために、現在のカローラには存在していない1.5リッターガソリンエンジンと6速MTを組み合わせた仕様を新たにラインナップしたことがトピックでしょう。
このパワートレインは「ヤリス」にも搭載されている「M15A-FKS」型ダイナミックフォースエンジンとなっており、一部のコアなマニアから熱視線を集めそうな仕様となっていますが、現時点では原則、教習所を運営する法人向けの販売に留まるということで、どうしても欲しい場合は中古車を狙うしかなさそうです。
先進安全装備については、ベース車と同じく「トヨタセーフティセンス「が標準装備となり、アダプティブクルーズコントロールやレーントレーシングアシスト、レーンデパーチャーアシストなども備わり、教習車専用装備としてはダブルミラー(ドアミラー&ルームミラー)や教官用ブレーキペダル、教官用速度計&警笛ボタン、仮免許練習中標識用プレートホルダーなどがプラスされます。
なお、このモデルはカローラがベースとなっていながらも正式名称に「カローラ」の文字は含まれないため、フロントグリルに備わるCの文字を模したエンブレムはトヨタマークとなり、トランクに備わる「COROLLA」の文字エンブレムも備わらないというのが外観上の大きな違いと言えるでしょう。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。






































































