警察の「出頭要請」を1年以上“ガン無視”した男が逮捕! オービス光らせ「もう忘れた」? 長期の“シカト”は通用しない! 交通違反を“そのまま放置”した末路とは

警察からの速度違反の出頭要請に1年以上応じなかったとして、香川県三豊市に住む自営業の男が逮捕されました。交通違反を放置すると強制捜査の手続きに移行するおそれがあるため、注意が必要です。

出頭要請や反則金の督促などを無視すると強制捜査を受けるおそれも!

 香川県警は2026年3月24日、速度違反をしたにもかかわらず、警察からの再三の出頭要請に1年以上応じず放置したとして、香川県三豊市に住む自営業の男(65歳)を道路交通法違反の疑いで逮捕しました。

 男は2024年6月13日の午後0時40分頃、高松市内にある制限速度30kmの県道を23km超過の時速53kmで走行した疑いが持たれています。この速度違反は、県道に設置された速度違反自動取締装置(通称オービス)によって明らかになりました。

 警察はその後、男に対して繰り返し出頭要請をしていましたが、男が応じなかったことから、このたびの逮捕に至りました。男は警察の調べに対し、「昔の違反のことは覚えていない」などと供述し、容疑を否認しています。

 一般的にオービスによって速度違反を検知された場合、後日警察から車両の所有者に対して出頭通知書が郵送されますが、正当な理由がないのに再三の呼び出しに応じないままでいると、今回のように逮捕といった強制捜査の手続きに移行する可能性があります。

 なお過去には北海道恵庭市の国道で、法定速度を54km超過する時速114kmで乗用車を運転しオービスによる取り締まりを受けた男が、警察からの数十回にわたる呼び出しをすべて無視するという事案が発生しました。

 同事案では北海道警の捜査員が男の住む岐阜県まで出向いて逮捕に至っており、「違反を放置していても捕まらない」「違反場所が居住地から離れているので大丈夫」などと安易に判断すべきではないといえます。

オービス光らせるも出頭命令無視した男が逮捕!(画像はイメージ、skipinof/PIXTA)
オービス光らせるも出頭命令無視した男が逮捕!(画像はイメージ、skipinof/PIXTA)

 今回のニュースに対してインターネット上では、「出頭すれば1万5000円の反則金と違反点数2点で済んだ」「反則金だけで済むならとっとと払った方がいいのに、どうして無視したのかわからない」「ほんとに覚えてないなら免許を返納すべき」などの声が上がっています。

 またオービスによる取り締まりについて、「都内在住ですが30年以上前に愛知県の国道でオービスに引っ掛かり、数か月後に自宅住所管轄の警察から出頭要請されました。撮影された画像を見せてもらいましたが、言い逃れできないほど鮮明にナンバーと顔が写っていました。今なら更によく写っているんでしょうね」という体験談も寄せられました。

 最近は道路の上部に設置される「固定式オービス」に加え、警察官が自由に持ち運びできる「可搬式オービス」による取り締まりも積極的に実施されています。

 上記コメントにあるようにオービスによる写真撮影の精度は非常に高く、車両のナンバーや車種だけでなく運転手の顔までハッキリと撮影されるため、運転手が違反を言い逃れすることは難しいといわれています。

 そのほか、交通違反の反則金を納付しないまま放置した場合にも逮捕される可能性があるため、気をつけなければなりません。

 一例を挙げると、警視庁は2025年11月中、交通違反の反則金を納付せず長期にわたって出頭しない違反者269人を逮捕したと公表しました。これに関して警視庁は「繰り返しの督促に応じない悪質な未出頭者に対しては、継続的に追跡捜査を実施して逮捕状を執行します」と明言しています。

 たとえ仕事や家庭の都合などで反則金を納付できなかった場合や、交通違反について刑事裁判で争う場合であっても、警察からの連絡には応じるべきです。

 また反則金の納付は必ずしも違反者本人がおこなう必要はなく、違反者本人の承諾を得ていれば代理人でも納付ができます。どうしても違反者本人が支払いに行けない場合は、家族や友人に納付を依頼するのも一つの手段といえます。

※ ※ ※

 上記のほか、駐車違反をしてクルマに放置車両確認標章(駐禁ステッカー)を貼付された際に運転手が警察に出頭せず、放置違反金を納付しないままでいると、最終的にクルマの車検を拒否されたり、財産の差し押さえがおこなわれたりするケースがあります。

 警察では近年、これらに関して「逃げ得を許さない」というスタンスを強めており、反則金や放置違反金などの滞納を甘く見ないことが大切です。

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Writer: 元警察官はる

2022年4月からウェブライターとして活動を開始。元警察官の経歴を活かし、ニュースで話題となっている交通事件や交通違反、運転免許制度に関する解説など、法律・安全分野の記事を中心に執筆しています。難しい法律や制度をやさしく伝え、読者にとって分かりやすい記事の執筆を心がけています。

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