稲城IC~新百合ヶ丘をつなぐ「南北の新動脈」が開通! 「爆速ショートカット」の“新ルート”誕生で「よみうりランド」がグッと近くに! 激変した現地の様子は?
東京都稲城市で長年整備が進められてきた「東長沼矢野口線」の一部区間が2026年3月25日に開通しました。中央道・稲城ICから「よみうりランド」方面へ直結する待望の新ルート誕生で、慢性的な渋滞解消や利便性の向上が期待されます。実際に走行したドライバーの声とともに、劇的に進化した現地の様子をレポートします。
稲城IC~新百合ヶ丘をつなぐ「南北の新動脈」が開通!
東京都稲城市で長らく整備が進められてきた都市計画道路「多7・4・5号東長沼矢野口線」の一部区間が、2026年3月25日午前11時頃に開通しました。
中央自動車道の稲城IC(稲城大橋)付近から、多摩丘陵のシンボルである「よみうりランド」方面へとショートカットが可能になるこの新ルートの誕生は、多摩地域の道路網において重要な意味を持ちます。
今回開通したのは、南山東部土地区画整理事業地内を南北に貫く区間のうち、南山リハビリテーション病院前から都道読売ランド線へと接続する延長約717.5mの区間です。

これまで、中央道の稲城ICや府中・調布方面から、よみうりランドや神奈川県川崎市の新百合ヶ丘方面といった「山側」のエリアへ向かうには、道幅の狭い入り組んだ生活道路を慎重に通り抜けるか、慢性的な渋滞ポイントとして知られる鶴川街道(矢野口交差点付近)へと大きく迂回をしなければいけませんでした。
しかし、今回の開通によってこれらが一本の強固な幹線道路で直結されることとなり、稲城ICからのアクセス性が劇的に向上。
これにより、市内の通過交通の整理や、周辺住民の利便性向上といった交通流の抜本的な改善が期待されています。
開通初日、さっそくハンドルを握り開通区間を通行した近隣住民のドライバーからは「稲城IC/稲城大橋から直接よみうりランドや新百合ヶ丘方面に抜けられるのでとても便利です」という感想が寄せられました。
また、周辺の交通状況に詳しいユーザーからは「慢性的に渋滞している調布IC/調布駅方面から多摩川原橋を渡り矢野口駅付近までの鶴川街道の混雑緩和に期待」といった、地域全体の渋滞解消への大きな期待が語られています。
実際に新しい道路を走行してみると、単なる「通り道」以上の開放感に圧倒されます。道路全体の幅員は16.0mと広く確保されており、ゆとりある9.0mの車道の脇には、視認性の高い自転車走行スペースと、両側に3.5mもの贅沢な幅を持つ歩道が整備されています。
走行したドライバーは「道幅は片側1車線としてはとても広く、歩道や自転車走行スペースもゆとりがあって走りやすい。ただ、見晴らしがよく40km/h制限ということもあり、スピード超過には注意が必要ですね」と、そのあまりの快適さゆえの落とし穴について警鐘を鳴らす場面もありました。
丘陵地特有の見晴らしの良さと真新しい舗装が相まって、ついついアクセルを踏み込みたくなるような設計ですが、あくまで生活圏を結ぶ道路であるという認識が求められます。
さらにこの道路は、周辺に立地しプロ野球ファンの注目を集める「ジャイアンツタウンスタジアム」などの大規模集客施設や、急速に宅地開発が進む南山エリアのメインストリートとしての役割も担っています。
計画的に整備された広い歩道は、ベビーカーや高齢者の通行を安全にするだけでなく、災害時には緊急車両が迅速に通行できるルートや、広域避難路としての機能も強化されており、地域の「防災の要」としての側面も持ちます。
稲城ICから山の上へと一気に視界が開けるこの新たな大動脈の誕生により、多摩地域の週末レジャーや平日の通勤風景は、これまで以上にスムーズで快適なものへと塗り替えられることでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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