純ガソリンエンジンד6速MT”! 新型「“ちいさな”SUV」発表! トヨタ“ヤリスクロス”サイズに「100馬力」の1.2リッターターボ搭載! 走りが楽しそうなフィアット「600ペトロール」伊国で登場
ステランティスは2026年3月19日、フィアットのコンパクトSUV「600」に、純ガソリンエンジンと6速MTを組み合わせた新型「600ペトロール」を追加し、その導入記念モデルとなる特別仕様車「600ストリート」をイタリアで発表しました。どんなモデルなのでしょうか。
新開発の100馬力ターボエンジン+6速MT
ステランティスは2026年3月19日、フィアットのコンパクトSUV「600(セイチェント)」に、純ガソリンエンジンと6速MTを組み合わせた新型「600 Petrol(ペトロール)」を追加し、その導入記念モデルとなる特別仕様車「600 Street(ストリート)」をイタリアで発表しました。
フィアット600シリーズに、純ガソリン×6速MTという魅力的なパッケージを備えた新型600ペトロールが加わりました。すでに欧州で先行デビューしているBEV(電気自動車)やハイブリッド車に続き、あえてこの時代にMTの選択肢を用意した背景には、シンプルかつダイレクトなドライビングを大切にするフィアットのこだわりが感じられます。

パワーユニットには、最高出力100馬力を発揮する新開発の1.2リッター直列3気筒ガソリンターボエンジンを搭載。このユニットは、技術的な特徴からステランティスの仏ブランド・プジョーから発表されたばかりの新世代エンジン「ターボ100」と同一と思われる最新型で、パーツの約70%が刷新されています。
具体的には、低回転域からスムーズに立ち上がる可変ジオメトリーターボ(VGT)や、350barの超高圧直噴システムを採用。さらに、従来のタイミングベルトに代わり、耐久性に優れた「サイレント・タイミングチェーン」を導入したことで、信頼性とメンテナンス性が飛躍的に向上しているのも見逃せません。
この最新エンジンに組み合わされるのが、新開発の6速マニュアルトランスミッションです。1750回転という低い回転数から最大トルク205Nmを紡ぎ出す豊かなトルク特性を、自らの手で操る楽しさは格別なもの。効率化が進む現代のSUV市場において、非常に貴重な存在といえるでしょう。
今回のラインナップ拡充にあたり、まず先陣を切って登場するのが、新型600ペトロールの追加を記念した600ストリートです。世界限定2000台のみが生産される、特別なローンチエディション(導入記念モデル)となります。
外観は、洗練されたバイカラー(2トーン)をベースに、フロントのFIATロゴやグリル、ドアハンドルを艶やかなブラックで統一。足元には専用の18インチブラックアルミホイールを装着し、リアには専用の「Street」バッジが誇らしげに添えられています。
内装も、ブラックのヘッドライニング(天井)やダッシュボードを採用した落ち着いた空間に、ホワイトのステッチが効いた「ブラック&ホワイト」のシートが現代的なコントラストを演出。10.25インチのタッチパネルや7インチのデジタルクラスターなど、最新のデジタル装備を備えつつも、イタリア車らしい気品と遊び心を感じさせる仕上がりです。
600のボディサイズは全長4171mm×全幅1781mm×全高1523mm(欧州値)。国産コンパクトSUVではトヨタ「ヤリスクロス(全長4180mm)」に近いサイズ感で、街中での取り回しの良さも魅力です。
また、ラゲッジ容量は385リットルを確保しており、コンパクトながら日常の使い勝手も十分に考慮されています。
欧州での価格は、先行するハイブリッド仕様の設定から、2万3000ユーロ前後(約424万円前後 ※2026年3月中旬現在)からになると予想されており、ラインナップの中で最も手の届きやすいエントリーモデルとしての役割も期待されています。
内燃機関ならではの軽快さと、MTを操る喜びをギュッと凝縮した600ペトロールという新たな選択肢は、多くのクルマ好きを魅了しそうです。日本への導入についても、大いに期待が高まります。
Writer: くるまのニュース編集部
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