ヤマハ「高速も乗れる“新”小排気量スクーター」日本導入! スーパースポーツ「YZF-R1M」譲りのフロントフェイス&“ターボ感”味わえるパワートレイン採用! 軽二輪モデル「Aerox」大阪MCSで公開

ヤマハは、2026年3月20日から22日にかけて開催された大阪モーターサイクルショーにて、新型スポーツスクーター「Aerox(アエロックス)」を出展しました。

優れた走行性とスポーティな外観を両立

 ヤマハは、2026年3月20日から22日にかけて開催された大阪モーターサイクルショーにて、新型スポーツスクーター「Aerox(アエロックス)」を出展しました。

 このモデルは2026年夏以降の市販が予定されており、同社の最新技術がふんだんに盛り込まれています。

 そのスタイリングは、ヤマハのスーパースポーツのフラッグシップ「YZF-R1M」に着想を得たもので、鋭くシャープなラインが特徴のアグレッシブなデザインに生まれ変わりました。

 特にフロントマスクはシャープで力強い印象を与え、搭載されたデュアルプロジェクターLEDヘッドライトが、明るく集中した光で前方を照らします。テールランプなどを含む灯火類には新設計のフルLEDライティングシステムが採用され、スポーティな印象を強めると同時に、優れた視認性で安全走行に貢献します。

 日本での主要諸元は未発表となっていますが、海外モデルのスペックによると、パワートレインには、排気量155ccの最新世代「Blue Core」 VVA(可変バルブ)エンジンが搭載されています。このエンジンの注目すべき点は、ヤマハ・エレクトリックCVT(YECVT)技術の採用です。この革新的な技術は、まるでターボチャージャーが付いているかのような力強い加速感を生み出し、加速・減速時のレスポンスを飛躍的に高めています。

 このYECVTは、「TURBOライディングモード」と「TURBO Y-Shift」によって制御されます。「TURBOライディングモード」には2つの走行モードがあり、市街地向けの「Tモード(タウンコミューティング)」と、郊外などでより高い加速性能を発揮する「Sモード(スポーツツーリング)」を任意に選択できます。

 また、「TURBO Y-Shift」はボタン操作により、加速フィーリングを「low」「medium」「High」の3段階で調整できる機能で、ライダーの好みや走行状況に応じたダイナミックな走りを楽しめます。

ヤマハ「Aerox(アエロックス)」
ヤマハ「Aerox(アエロックス)」

 この卓越した走行性能を支えるため、足回りも入念に強化されています。フロントサスペンションはインナーチューブ径を拡大し、リアにはサブタンク式のリアサスペンションを装備することで、路面追従性と走行安定性の向上を図りました。

 制動系には、フロント・リア共にディスクブレーキを採用したダブルディスクブレーキ仕様となっています。さらにABS(アンチロック・ブレーキ・システム)やトラクションコントロールシステムも組み合わさり、様々な路面状況で最適な制動制御を行い、ライダーの安全を確保します。

 ライダーの視界に入るインストルメントパネルには、新設計のTFTインフォテインメントディスプレイ付きフルLCDスピードメーターが備わります。表示モードは「スタンダード」「ダイナミック」「スポーツ」の3種類から選択可能で、レーシーで情報豊富な表示を実現します。周囲の明るさに応じてディスプレイの輝度を自動調整する機能も搭載しています。

 この先進的なディスプレイは、ヤマハのモーターサイクル用スマートフォンアプリ「Y-connect」との連携も可能です。スマートフォンと接続することで、メッセージや電話の着信通知をメーターに表示したり、Googleマップを活用したターンバイターン方式のナビゲーションシステムを利用したりでき、ツーリング時の利便性が大幅に向上します。

 その他にも、急ブレーキ時に全方向指示器を高速点滅させて後続車に危険を知らせる緊急停止信号機能や、走行安定性を高めるパフォーマンスダンパー、スポーティな外観を演出するスペシャルカバーマフラーなど、充実した装備が採用されています。

 小排気量のスクーターカテゴリは日本市場でも高い需要があり、この新型Aeroxがどのような仕様と価格で国内に導入されるのか、今後の正式な発表に期待が集まります。

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Writer: くるまのニュース編集部

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