ヒョンデ、2026年日本モータースポーツ戦略を発表! 織戸茉彩選手がアンバサダー就任&EVレース参戦へ
ヒョンデモビリティジャパンは2026年3月11日、「Hyundai Mobility Japan 2026 モータースポーツ戦略発表会」を都内で開催しました。2026年の日本におけるモータースポーツ活動の取り組みを紹介するとともに、レーシングドライバーの織戸茉彩選手が「HMJモータースポーツアンバサダー」に就任することも発表されました。
日本のクルマ好きに認められたいからこそのモータースポーツ活動
ヒョンデモビリティジャパンは2026年3月11日、「Hyundai Mobility Japan 2026 モータースポーツ戦略発表会」を都内で開催しました。2026年の日本におけるモータースポーツ活動の取り組みを紹介するとともに、レーシングドライバーの織戸茉彩選手が「HMJモータースポーツアンバサダー」に就任することも発表されました。
2022年から日本市場へと再参入しているヒョンデ。BEV(電気自動車)とFCEV(燃料電池自動車)というZEV(Zero Emission Vehicle)のみの商品展開をしていますが、マーケティング室ディレクターの石澤氏は「われわれは単なる移動手段だけでなく、操る喜びや胸が躍る体験を提供していきたい。そんな思いがある」と、発表会の冒頭で語りました。

ヒョンデは自動車メーカーとして、強い思いがあるからこそ、モータースポーツ活動に積極的に取り組んできたのです。2014年のWRC参戦、そして2015年のNブランド誕生を皮切りに、2017年にはTCRカテゴリーに参戦して戦績を残してきました。
今回の発表会で、ヒョンデは日本でのモータースポーツ活動にも積極的に取り組んでいくことを強調。その理由としては「日本の目の肥えたクルマ好きに認められてこそ、真の価値がある」と考えているからだそうです。
WRCジャパンやスーパー耐久シリーズなど「レースの現場で走りを見せること」、モータースポーツ専用のウェブサイトと公式SNSを開設し「熱量をリアルタイムで届けること」、そして今回就任した織戸茉彩選手のアンバサダー活動を通して「人を通じて広げること」、この3つが日本市場でのモータースポーツ活動の具体的な取り組みとして紹介されました。
全日本EVグランプリへの支援も強化
さらに、国内唯一のEVレースシリーズである「全日本 EV グランプリ」のスポンサードの継続とさらなる強化も発表されました。
なんとシリーズチャンピオンには副賞として、韓国で開催される「Hyundai N Festival eN1 カップ 2027」へのスポット参戦権が与えられ、現地でのサポートもヒョンデが全面的にバックアップしてくれるというのです。
より速いカテゴリーへの挑戦権を日本での成績で得ることができる、そんな夢にあふれる副賞と言えます。

この全日本EVグランプリには、モビリティリゾートもてぎで開催される第2戦から織戸茉彩選手も「MAX ORIDO RACING」としてヒョンデ「IONIQ 5 N(アイオニック ファイブ エヌ)」をドライブして参戦予定です。
EVでのレースは初めてという織戸茉彩選手は「不安とドキドキが入り交じっていますが、少しでも多くの人にEVの楽しさを伝えていきたいです」と意気込みを語ってくれました。
また、昨年スーパー耐久TCRクラスにてヒョンデ「Elantra(エラントラ) N TCR」をドライブしてチャンピオンとなったリ・ジョンウ選手とのトークセッションも実施されました。
実際にIONIQ 5 Nでのサーキット走行経験が豊富なジョンウ選手に織戸茉彩選手は戦略やドライビングスタイルなど、実戦に向けて気になるポイントを興味津々で質問していました。
Nブランドを中心に、日本でもモータースポーツ活動を強化していくヒョンデ。織戸茉彩選手の活躍も含め、今シーズンの展開に注目です。
Writer: 西川昇吾
1997年生まれ、日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。大学時代から自動車ライターとしての活動をスタートさせる。現在は新車情報のほか、自動車に関するアイテムや文化、新技術や新サービスの記事執筆も手掛ける。また自身でのモータースポーツ活動もしており、その経験を基にした車両評価も行う。
































