新型「“5人乗り”の小さなSUV」が魅力的! ホンダ「ヴェゼル」サイズの“全長4.3mボディ”採用! パワフル&低燃費な1.2リッター「ターボ」搭載! プジョー「2008」どんなクルマ?
プジョーのコンパクトSUV「2008」は、扱いやすいサイズ感と独創的なデザインで日本でも人気のモデルです。2025年8月の大幅改良ではラインナップが大きく再編され、新たに「2008 GT Hybrid(2008 GTハイブリッド)」が登場しました。純ガソリン車を廃止し、全車電動化を果たした新型2008の進化のポイントを紹介します。
ホンダ「ヴェゼル」サイズのSUV
プジョーは、しなやかな足回りとエレガントなスタイリングを融合させたモデルを数多く輩出してきたフランスの自動車ブランドです。
そのラインナップにおいて、コンパクトハッチバック「208」をベースに開発された、プジョーのコンパクトSUVが2008です。
初代モデルは2013年に欧州で世界初公開され、日本市場にも導入されました。日本の都市部でも取り回しやすいBセグメントサイズでありながら、SUVらしい頼もしさとプジョー独自のエレガントさが融合したスタイルは、幅広い層から支持を得てきました。
現行モデルとなる第2世代は、2020年9月に日本発売。2023年10月のマイナーチェンジでは、フロントマスクを刷新しました。
それまでの「ライオンの牙」をモチーフにした1本のライトシグネチャーから、最新のブランドアイデンティティである「3本爪」のシグネチャーへと進化し、より精悍な表情を手に入れています。

そんな2008ですが、2026年現在の日本仕様は、ラインナップの再編が行われています。
長らく主力だった純ガソリン車およびディーゼル車は公式サイトのラインナップから姿を消しており、現在は電動化モデルである208GTハイブリッドと、100%電気自動車(BEV)の「e-2008」という2つのパワートレインが展開されています。
2025年8月に導入された208GTハイブリッドは、新開発の1.2リッター直列3気筒ターボエンジンに、15kW(20馬力)の電動モーターを内蔵した6速デュアルクラッチ式トランスミッションを組み合わせた48Vマイルドハイブリッドです。
システム合計最高出力は145馬力に達し、信号待ちの多い市街地走行では、1時間あたり約50%はエンジンを使用しない状態となるといいます。WLTCモード燃費は21.5km/Lという優れた環境性能を誇ります。
もうひとつの柱であるe-2008は、最高出力100kW(136馬力)・最大トルク260Nmを発生する電気モーターを搭載したBEVです。
WLTCモードで380kmの航続距離を実現しており、インテリアに採用された「3D i-Cockpit」など、プジョーならではの先進的な意匠とともに、静かで力強い走りを提供します。
ボディサイズは全長4305mm×全幅1770mm の5人乗りです。全高は、ハイブリッド車が1580mm、BEVが1550mmに設定されています。
国産車ではホンダ「ヴェゼル」(全長4340mm×全幅1790mm×全高1580-1590mm)に近いサイズ感であり、特にBEVモデルは多くの立体駐車場にも対応可能なパッケージングを維持している点も大きな魅力です。
車両価格(消費税込)は、マイルドハイブリッドの「GT Hybrid」が434万円(経済変動加算額15万円を含む)から、電気自動車の「e-2008 GT」が576万4000円からとなっています。
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圧倒的な個性を放つデザインと、最新の電動化技術を手に入れた新型2008シリーズ。コンパクトSUVにスタイリッシュさと、未来を見据えたパワートレインを求める層にとって、非常に有力な選択肢となるのは間違いありません。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。





















