トヨタ「“V8”ハイエース」!? パワフルな「“5.7リッター”エンジン」&旧車デザイン内装採用! トリニティが手掛け“3000万円”注ぎ込まれた「商用バン」とは
東京オートサロン2026において、トリニティは1959年式のシボレー「インパラ」をモチーフにしたというトヨタ「ハイエース」のカスタムカーを出展しました。いったいどのようなモデルなのでしょうか。
V8ハイエース!?
2026年1月9日から1月11日にかけて幕張メッセで開催された東京オートサロン2026において、トリニティはトヨタ「ハイエース」をベースにしたカスタムカーを出展しました。
千葉県に本拠を置くトリニティは、ハイエースのカスタムを得意とするカーショップで、特に「ハイドロ(油圧式車高調整システム)」を使用したローダウンのスタイリングに定評があります。
今回出展されたのは、2010年式のハイエース(200系)をベースに、往年の「アメ車」をイメージしたカスタムが施された1台です。
エクステリアは鮮やかなキャンディレッドで塗装され、足回りには4ポンプのハイドロリクスを搭載。フレーム加工やCノッチ、アクスルのナロード化など、トリニティが得意とする技術を用いてボディが地面に接地するほどのローダウンスタイルを実現しています。
インテリアは、ダッシュボードからシートに至るまで1959年式のシボレー「インパラ」のデザインが再現されており、シートの生地は実際のインパラに使用されていたものが用いられています。
また、心臓部はシボレー「コルベット」に搭載されていた5.7リッターV型8気筒エンジン「LS1」が換装されており、トランスミッションもGM製に変更されています。

トリニティの担当者は、この車両の製作コンセプトについて次のように話します。
「カスタムにあたって、もっとも鮮やかに映える色は『赤』と考え、ボディカラーにキャンディレッドを採用しました。
また、エクステリアやインテリアも全体的に赤で統一し、ホイールからエンジンに至るまで、ほぼすべてのパーツにアメリカ車用のものを採用することで世界観を統一しました。
日本のアメ車ファンの方からも多くの声をいただいていますが、それ以上に海外の方からの反響が非常に大きいと感じています。
実は、完成直後にも海外の方から『売ってほしい』との声を多数いただいたのですが、当時は手放すのが惜しく、すべてお断りしていました。
現在は、購入を強く希望される方がいらっしゃれば、販売を検討したいと考えています。
ただ、『二度と作りたくない』と思うほど、このカスタムカーの製作には多大な労力を要しています。
そのため、もし販売するとなっても新規の製作をおこなう予定はなく、あくまで現物限りとなります。
ちなみに、製作にはおよそ3000万円の費用がかかっているため、販売価格は『応相談』となります」
※ ※ ※
このカスタムカーのモチーフとなった1959年式のインパラは、「アメ車黄金期」と言われた1950年代を代表するモデルとして知られています。
最大の特徴は、その芸術的なスタイリングにあり、鳥が翼を広げたような巨大な水平テールフィン「バットウィング」や、その下に配された涙滴型のテールランプ「キャッツアイ」といった特徴的なデザインは、当時の航空宇宙産業を意識していたといいます。
「キング・オブ・ローライダー」とも呼ばれる1959年式のインパラですが、トリニティが製作したハイエースはその魅力をあますところなく受け継いだ1台と言えそうです。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。















































































