トヨタ「GRカローラ」より安い!? “格安”「FRスポーツカー」どんなモデル? 全長4.4mボディに“400馬力”超えの「直6ターボ」搭載! 6速MTもある高級外車「BMW」M2とは

高性能なトヨタ「GRカローラ」より安い500万円以下で狙える高級車、BMW「M2」。M社が手がける本格スポーツカーの中古車事情は、はたしてどのようなモデルなのでしょうか。

憧れのスポーツカーが500万円以下で手に入る?

 トヨタ「GRカローラ」は、そのままでもサーキットに持ち込めるほどの高性能ながら、新車500万円台後半という”コスパのいい”スポーツカーです。

 いっぽう、中古車市場では500万円を切る価格帯で、新車では手が届かない”高嶺の花”の高級スポーツカーBMW「M2」があります。

2016年に登場したF87型「M2」
2016年に登場したF87型「M2」

 M2は、BMWのハイパフォーマンス部門である「M社(BMW M GmbH)」が手がけるモデルの中で、最もコンパクトな2ドアFRスポーツカーとして2016年に初代「F87型」がデビューしました。

 兄貴分である3シリーズの高性能モデル「M3」のボディサイズ拡大に伴い、「かつてのM3(E30型など)が持っていた“コンパクトで俊敏な走り”を現代に蘇らせたモデル」と評されます。

 大きく張り出したブリスターフェンダーによる筋肉質なデザインと、大排気量の3リッター直列6気筒エンジン、そしてモデルによってはMTも設定される点が特徴で、世界中の愛好家から“ピュア・ドライバーズカー”として支持されています。

 2023年には第2世代となる現行モデル「G87型」が登場し、2023年2月の発売時の車両価格(消費税込)は958万円でした。

 特に2024年10月に発表された改良モデルでは最高出力が480psに引き上げられるなど進化を続けていますが、新車で手に入れるにはハードルが高いのが実情です。

 しかし中古車市場に目を向けると、F87型のM2であれば、総額500万円以下で狙える個体が増えてきています。

 F87型のボディサイズは、全長4475mm×全幅1855mm×全高1410mm。現行型と比較して全長は約100mm短く、全幅も30mm狭いため、日本の道路事情でも扱いやすい凝縮されたサイズ感が現在でも高く評価されています。

 このF87型には、年式によって大きく分けて2つのモデルが存在します。

 ひとつは、2016年のデビューから2018年中盤まで販売された標準の「M2 クーペ」です。
 搭載されるエンジンは、3リッター直列6気筒ターボで、最高出力370psを発揮します。鋭いレスポンスが特徴で、“駆けぬける歓び”を体現する軽快な走りが魅力です。当時の新車価格(消費税込)は770万円でした。

 もうひとつは、2018年8月以降に導入された高性能版「M2 コンペティション」です。こちらは搭載エンジンが兄貴分の「M3/M4」由来となる3リッター直列6気筒Mツインパワー・ターボへ変更され、最高出力は410psへと大幅に向上しました。

 フロントバンパーのエアインテーク拡大やドアミラーの空力形状化、ボディ剛性の強化など、本格的なサーキットスペックへと進化しています。当時の新車価格(消費税込)は、6速MTが873万円、7速DCTが898万円でした。

 現在の中古車市場の状況を見ると、新しいものでは2016年から2018年式が、走行距離が少ないものでは3万kmから5万km台の個体が、車両本体価格400万円台で見つけられるようになっています。

 また、2018年式以降のコンペティションであっても、走行距離などの条件によっては500万円前後のプライスを掲げる個体が出てきています。

 GRカローラの購入予算があれば、名機とうたわれる直列6気筒エンジンを搭載したFRスポーツ、それも憧れの“M”オーナーになることができるのです。もちろん、輸入スポーツカーゆえの維持費やメンテナンスのリスクは考慮する必要があります。

 しかし、電動化が加速する現代において、ハイブリッドシステムを持たない高回転型エンジンとFRレイアウト、そしてMTの組み合わせを選べる機会は、今後ますます貴重になっていくでしょう。

※ ※ ※

 かつては高嶺の花で手が届かなかったBMW M2も、500万円を切る価格で手に入るようになりました。今回ご紹介したモデルなら、それほど古くもなく故障リスクも昔ほどではありません。

 この価格帯の国産車で魅力的なモデルがないと感じるなら、FRスポーツカーのM2も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

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Writer: 佐藤 亨

自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。

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