パーツだけで「約1300万円」!? ホンダの「フル無限仕様 ピュアスポーツ」どんな仕様? 「尖ったパーツ」で“武闘派”になった「シビックタイプR」! 2種類の無限パーツを比較!
ホンダ「シビックタイプR」には「無限」ブランドのアイテムが多数用意されています。このうち、ストリート向けの「グループA」とサーキットなどでパフォーマンスを発揮する「グループB」それぞれのシリーズを山本シンヤ氏が乗り比べてみました。
「シビックタイプR」に設定される2種類の「フル無限仕様」はいかに?
ホンダのスポーツカー「シビックタイプR」には、「無限」ブランドのアイテムが多数用意されています。
このうち、ストリート向けの「Group.A(グループA)」とサーキットなどでパフォーマンスを発揮する「Group.B(グループB)」それぞれのシリーズを乗り比べてみました。

ホンダディーラーで購入可能なカスタマイズパーツの1つが「無限」です。
日産「NISMO」、スバル「STI」と同じ、ワークスチューナーと呼ばれるジャンルに位置するも、実はホンダとの直接的な資本関係はなく、“パートナー”という関係です。
元々、ホンダのモータースポーツ活動を支える会社として創業されましたが、当時の初代「CR-X」用アイテム(CR-X Pro)を皮切りに、アフターパーツ事業に参入。
当初はサードパーティ(社外品)と同じ扱いでしたが、品質・耐久などが評価され、ホンダ全店舗での取り扱いを開始。さらに初代「ストリーム」の頃から純正アクセサリーと同じように新車と並行して開発を行う体制を取っています。
ただし、純正のようで「純正でない」強みを活かし、純正アクセサリーよりも自由かつ尖った商品が多いのが特徴です。
その中でも、現行型シビックタイプR(FL5)用のパーツは、モータースポーツ直系のこだわりアイテムを豊富にラインアップしていますが、走行シーンやユーザーニーズに合わせて2つのシリーズを設定しています。

1つ目がストリートに軸足を置いた「グループA」です。
注目のパーツは、ノーマルのバランスを崩すことなくダウンフォース25%アップを図るエアロパーツ、正確な操作をサポートするフルバケットシート&ステアリング、車体の振動を減衰させ、本来の性能を引き出すパフォーマンスダンパー、ノーマル比10kg軽量のBBS製鍛造アルミホイール「FR10」、フィールとサウンドをアップデートさせるスポーツエキゾーストなどを装着しています。
見た目は武闘派ですが、走り始めるといい意味で無限っぽくないと感じます。
具体的にはより自然で滑らかになったステアリングフィール、軽やかでスムーズなバネ下の動きと、無駄な動きが抑えられ、落ち着きの増したバネ上の動きのバランス、まるで重量配分が変わったかのような4つのタイヤをより上手に使ったコーナリング姿勢などを実感。
乗り心地は同じミシュランのタイヤながら、「パイロットスポーツ4S」から「パイロットスポーツCUP2」と、よりスポーツ性を重視した銘柄に交換されていますが、「ちょっと引き締められたかな?」というくらいに抑えられていました。
このように、多くの伸びしろを感じたものの、カスタマイズモデルにありがちな「パーツを交換しました!」というわかりやすさはなく、各パーツがクルマに上手に溶け込んで車両全体がバランスよくレベルアップしている印象です。
この辺りはホンダに近い存在ながら、俯瞰して見ることができる無限の“強み”が出たと思っています。
ちなみにシビックタイプRにはドライブモードセレクトが装備されていますが、上記のような印象から、スポーツはよりスポーツらしく(より路面に張り付く感じ)、コンフォートはよりコンフォートらしく(より路面をいなす感じ)なったかなという印象です。



















































































