日産「斬新ブルーバード顔マーチ」初公開! 5速MT搭載&「丸目の旧車デザイン」採用! 会場で大注目の学生製作“苦労の手作りマシン”「MARCH Eloura」TAS26で披露
日産グループで自動車整備専門学校の日産京都自動車大学校は、カスタムカーの祭典「東京オートサロン2026」で「マーチ エルーラ」を初公開しました。
「マーチ」ベースに前後「ブルーバードデザイン」移植
日産グループで自動車整備専門学校の日産京都自動車大学校は2026年1月9日、カスタムカーの祭典「東京オートサロン2026」で、授業の集大成として製作したカスタムカー「MARCH Eloura(マーチ エルーラ)」を初公開しました。
6か月かけて製作したといいますが、どのようなクルマなのでしょうか。
マーチ エルーラは、日産が2010年から2022年まで販売していた「マーチ(K13型)」をベースに、「街乗りスタイル、走りとデザインに特化」というキャッチコピーのもと、かつての“パイクカー”のようなノスタルジーな雰囲気と、スポーティさを併せ持つ1台として誕生しました。
日産京都校では、過去の卒業生(2期生)がこのK13型マーチをベースに、5速MTの搭載や高性能エンジン換装などカスタムを施した「イタルマーチ」を2019年の東京オートサロンで披露しており、今回、自動車整備・カスタマイズ科 4年生はこのイタルマーチを用いて製作が進みました。
車名のエルーラ(Eloura)とは、英語で「時代」を意味する「Era」とイタリア語で輝きを意味する「Luce」を掛け合わせた造語で、「過去から未来へ時代を超えて輝く1台にする」という想いが込められています。
ターゲットは犬のキャラクター「スヌーピー」が好きな20〜30代の女性。「スーパーGT」のレースを観戦後、女性ドライバーが活躍する様子を見て、マニュアル免許を取得。街乗り用のセカンドカーを希望しているといいます。
日産京都校カスタマイズ科としては、女性をターゲットとした車両を製作するのは初めてで、女性の意見を積極的に取り入れて開発されました。
カスタムのイメージは、1950年代後半から1960年代初頭にかけて販売された、昭和の日産を代表する乗用車「ブルーバード」(P310型)です。
マーチと同様の丸いデザインに加え、気品のあるイメージや、日本車としていち早く女性向けモデル「ファンシーデラックス(P312型)」を設定していたことなどから決定しました。
マーチの持つ親しみやすいスタイリングに、ブルーバードのレトロで優しいフロント・リアをスワップし、新旧が融合。ただし、ブルーバードとマーチでは、サイズや形の異なるため、技術的には困難を極めます。
フロントは丸目2灯ライトや特徴的なグリルをはじめ、丸みのあるデザインをFRPで再現。
リアはマーチがハッチバックであることからトランクがありませんが、フレームを延長してトランク形状とし、さらにブルーバードのトランクを加工して取り付けています。
ボディカラーはブルーを基調に、ホワイトのルーフを組み合わせるオリジナルツートンカラー「Sky Mirage」(スカイミラージュ)を採用。青空の中に雲が優雅に泳いでいるイメージという清々しいカラーです。
インテリアは「スヌーピー」をイメージした白を採用。これに青空をイメージした青のステッチを組み合わせ、エクステリア同様に爽快な雰囲気を取り入れています。
![日産京都校「マーチ エルーラ」[東京オートサロン2026]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2027/01/20260110_nissan_kyotomarch_eloura_000.jpg?v=1768022842)
カスタムのイメージは、1950年代後半から1960年代初頭にかけて販売された、昭和の日産を代表する乗用車「ブルーバード」(P310型)です。
マーチと同様の丸いデザインに加え、気品のあるイメージや、日本車としていち早く女性向けモデル「ファンシーデラックス(P312型)」を設定していたことなどから決定しました。
マーチの持つ親しみやすいスタイリングに、ブルーバードのレトロで優しいフロント・リアをスワップし、新旧が融合。ただし、ブルーバードとマーチでは、サイズや形の異なるため、技術的には困難を極めます。
フロントは丸目2灯ライトや特徴的なグリルをはじめ、丸みのあるデザインをFRPで再現。
またフロントフェンダーからリアフェンダーにかけては一直線のプレスラインを設けるために、ドアにFRP成形品を被せています。
フェンダーのラインに合わせるためにドアの延長が必要になり、またFRPの取り付けも幾度もの微調整を繰り返すことになり、担当学生は特に苦労した部分だと振り返ります。
リアはマーチがハッチバックであることからトランクがありませんが、フレームを延長してトランク形状とし、さらにブルーバードのトランクを加工して取り付けています。
トランクの開け方は、リアバンパーに備わるバックランプ裏に仕込まれた電磁スイッチでロックが解除されます。
オリジナルで製作したことにより、強度や耐久性が心配されますが、東京オートサロンの出展に向け、必要な荷物を収納して運んできたところ、全く問題なかったといいます。
ボディカラーはブルーを基調に、ホワイトのルーフを組み合わせるオリジナルツートンカラー「Sky Mirage」(スカイミラージュ)を採用。学生が考案したもので、青空の中に雲が優雅に泳いでいるイメージという清々しいカラーです。
一度青を塗ってからマスキングし、その上にホワイトパールを塗る工程で、塗装作業は丸一日をかけた大変な作業だったそうです。
ドアハンドルはブルーバードのものを流用。ボディサイドに懐かしさを与えるワンポイントですが、マーチのハンドルとは形状や機構が異なるため、問題なく動作させるためにとことん研究したのだとか。
インテリアはスヌーピーをイメージした黒と白の2トーンを採用。マーチの曲線的なインパネが、どことなく愛らしいスヌーピーを思い起こします。
シートは雲をイメージしたホワイトを基調に、青空をイメージした青のステッチを組み合わせ、エクステリア同様に爽快な雰囲気を取り入れています。
完成したのは12月の終盤で半年におよぶ製作はどうだったのか、担当学生は以下のように話します。
「11月の終わり頃には『できるのかなこれ?』『これ無理(間に合わない)なんじゃない?』と思いましたが、なんとか完成してよかったと思います」
会場での評判も上々で、来場者からも大きな注目を集めていたといいます。
「当初から目指していた通り、女性の方々に『可愛い』と言われたり、ブルーバードに乗っていたという年配の方からはフロントのデザインを見て『これブルーバードだよね』と気づいてもらえています。
なかには『売って欲しい』という人や、一番驚いたのは『1000万出すから買わせてくれ』という方もいらっしゃいました。みんなで『えー!』という感じです。予想以上に高い評価でうれしい限りです。テレビ番組で取材の声掛けもあり、人気を実感しています。
近未来デザインのクルマが多い中で、レトロなデザインのクルマは効果があったんじゃないかなと思います。こういうクルマを日産(本体)が出せばいいのにという意見もありました」(担当学生)
※ ※ ※
日産・自動車大学校ではこのマーチエルーラに加え、同校の「Sunny Skyline」、愛知校の「Re30 スカイラインシルエット」も披露しています。
Writer: くるまのニュース編集部
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