“箱根駅伝”に革命!? 水しか出さないトヨタ「究極のセンチュリー」現る! 約半年で開発した“世界に1台”のクルマとは?
2026年の正月に開催された「第102回 箱根駅伝」で、トヨタは運営車両40台すべてを電動車に切り替える大胆な挑戦を行いました。なかでも注目は、豊田章男会長の愛車をベースに、わずか半年で開発された世界に1台の「センチュリーSUV GRMN FCEV」です。水素社会の未来を占う最高級ショーファーカー誕生までの苦労と、このクルマが持つ意義を探ります。
排出するのは水だけ! 水素で走る「次世代のショーファーカー」
2026年1月2日・3日、日本の公道を舞台に繰り広げられた「第102回 箱根駅伝」。伝統あるこの大会で、トヨタ自動車は運営を支える全40台の車両を電動車へと一新しました。
その象徴として隊列の先頭を飾ったのが、世界に1台しか存在しない「センチュリーSUV GRMN」のFCEV(燃料電池自動車)仕様です。技術者たちの執念が結実したこの一台が、スポーツと環境の共生に新たな光を当てました。

●伝統と革新の融合がさらなるステップへ
今回、大会本部車のベースとなったのは、2023年に発表された新しいスタイルの「センチュリー」です。
日本のショーファーカーを代表するセンチュリーが、これまでのセダンスタイルに加え、SUVのような力強いフォルムと高い実用性を備えて誕生したモデルです。
この車両は、もともと3.5リッターV型6気筒エンジンとモーターを組み合わせたPHEV(プラグインハイブリッド)として設計されており、圧倒的な静粛性と快適な乗り心地を誇ります。
さらに「GRMN」の名を冠したこの個体は、トヨタのモータースポーツ活動を担うGAZOO Racingが手掛けた、世界に類を見ない高性能仕様。この特別な一台を、あえて「水素」で走るFCEVへとコンバートするという、前代未聞の挑戦が行われました。


























