新車540万円! トヨタ新「ハイエース」がスゴイ! “全長5.2m”めちゃ大型ボディに「観音開き」バックドア採用! 歴代初の“セミボンネット型”に大進化した「革新の300系」最新豪州モデルとは!

トヨタのオーストラリア法人が同市場向けに展開している「ハイエース(300系)」は、日本市場で販売されているハイエース(200系)とは大きく異なるクルマです。一体どのような特徴を持ったモデルなのでしょうか。

新車540万円! トヨタ新「ハイエース」がスゴイ!

 トヨタのオーストラリア法人は2025年8月、同市場向けに展開しているワンボックスカー「ハイエース」の改良モデルを発売しました。

 日本国内では2004年に登場したキャブオーバー型の「200系」が依然として主力モデルとして販売され続けていますが、タイやオーストラリアをはじめとするグローバル市場においては、衝突安全性や快適性を重視し、プラットフォームを刷新したセミボンネット型の「300系」が主流となっています。

 そして今回取り上げる、オーストラリアで発表された改良モデルは、この300系をベースに先進安全技術や利便性を最新水準へと強化したモデルです。

新車540万円! トヨタ新「ハイエース」がスゴイ!
新車540万円! トヨタ新「ハイエース」がスゴイ!

 トヨタの予防安全パッケージである「トヨタセーフティセンス」の機能がアップデートされ、高速道路などでの運転負荷を軽減する「アダプティブクルーズコントロール」作動時に、車線維持を支援する「レーントレースアシスト機能」が新たに追加されました。

 加えて、ドライバーの異常を検知して車両の減速や停止を支援する「緊急時ドライバーサポートシステム」も搭載され、長距離移動の多いオーストラリア市場における商用車の安全性を高めています。

 さらに、利便性と快適性の向上も図られています。

 インテリアでは、ドライバーの視認性を高めるため、新たに7インチの「デジタルメータークラスター」が採用されました。

 また一部のグレードを除き、パーキングブレーキが従来のレバー式から電動タイプへと変更され、操作性が向上しています。

 そのほかエアコン性能の改良も施されており、過酷な環境下での使用も想定される商用車としての快適性が底上げされました。

 パワートレインには、最高出力130kWを発揮する2.8リッター直列4気筒ターボディーゼルエンジンを搭載。トランスミッションは6速ATに加え、商用ユースでの需要に応える6速MTも選択可能です。

 ボディサイズは、全長5265mm-5915mm×全幅1950mm×全高1990mm-2280mmと非常に大柄。

 ボディ形状は先述のように、エンジンスペースを前方に配置したセミボンネットタイプを採用しており、衝突時の衝撃吸収スペースを確保するとともに、静粛性や乗り心地といった乗用性能の向上にも寄与しています。

 なお、日本市場では同型のボディを持つ乗用仕様が「グランエース」として導入されていましたが、2024年に販売を終了しています。

※ ※ ※

 この新しいオーストラリアのH300系ハイエースの車両価格は、5万1880豪ドル(日本円で約540万円)。

 200系とは異なる進化を遂げた300系ハイエースは、商用車としての基本性能に加えて乗用車に匹敵する先進的な安全機能と装備を獲得しており、グローバル市場における商用バンの新たなスタンダードを示しています。

【画像】超カッコいい! これがトヨタ新「ハイエース」です!(33枚)

【買取査定】トヨタ車が高く売れる!?(外部リンク)

画像ギャラリー

Writer: くるまのニュース編集部

【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。

【中古車】がお得!? 新車不足で人気沸騰

【新車】簡単見積り! 複数メーカーを無料で比較(外部リンク)

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング(外部リンク)

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー