4リッターエンジン搭載で「840馬力以上」! 新「4ドアスポーツカー」発表! 存在感ハンパない「マットボディ」&「豪華内装」採用! メルセデスAMG「GT 4ドアクーペ」に“ファイナルエディション”登場
メルセデスAMGは2025年11月18日、「AMG GT 4ドアクーペ」に特別仕様車「ファイナルエディション」を設定し、注文受付を開始しました。どんなクルマなのでしょうか。
特別な“マットボディ”を纏ったラストモデル登場
メルセデス・ベンツ日本の高性能車部門、メルセデスAMGは2025年11月18日、「GT 4ドアクーペ」に特別仕様車「Final Edition(ファイナルエディション)」を設定し、注文受付を開始しました。

今回発表されたファイナルエディションは、AMG GT 4ドアクーペシリーズが一区切りを迎えるにあたり設定された特別仕様です。「GT 53 4MATIC+(ISG)」と「GT 63 S E PERFORMANCE」の2種類が用意され、それぞれ異なるキャラクターをもつ限定モデルに仕上げられています。
まず、日本で30台限定となるのがGT 53 4MATIC+(ISG)です。外装色にはマットカラーの「MANUFAKTURグラファイトグレーマグノ」を採用し、21インチAMG鍛造ホイール、AMGナイトパッケージ II、AMGカーボンエクステリアパッケージなど、通常は有償となる装備を多数標準化。
フロントスプリッターやサイドスカート、リアディフューザーがカーボン製となり、よりシャープで迫力あるスタイルをまとっています。
インテリアにはブラック×チタニウムグレーパールのナッパレザーを採用し、AMGパフォーマンスシートやカーボンインテリアトリムを組み合わせた特別な空間を演出。“Final Edition”専用バッジやカーボン×MICROCUTのステアリングホイールなど、限定モデルらしいディテールも加えられています。
搭載されるパワートレインは、3リッター直列6気筒ターボ+ISG(マイルドハイブリッド)のシステムで、エンジンが435馬力・520Nm、ISGが16kW・250Nmを発生。
滑らかで力強い加速と高い効率性を両立しています。さらに、リアアクスルステアリングや電子制御LSD(リミテッドスリップデフ)も標準装備となっており、走行性能にも磨きがかけられています。
一方、わずか5台のみが日本向けに販売されるGT 63 S E PERFORMANCEは、シリーズでも最強のモデルです。外装には専用マットグリーンの「AMGグリーンヘルマグノ」を採用し、カーボンドアミラー、調整式リアウイングスポイラー、21インチ鍛造ホイールなどを標準装備。サーキットを思わせる存在感と特別感を併せ持っています。
パワートレインは、F1技術由来のPHEVシステム「E PERFORMANCE」を搭載。4リッターV8ツインターボと電気モーターを組み合わせ、システム最高出力は843馬力・最大トルクは1400Nm以上という凄まじい数値を誇ります。
リアアクスルに搭載されたモーターは2速トランスミッションや電子制御LSDと一体化しており、電動ならではの鋭いレスポンスと圧倒的な加速力を実現しています。
価格(消費税込)は、GT 53 4MATIC+(ISG)が2550万円、GT 63 S E PERFORMANCEが3685万円。いずれも装備内容を考えれば戦略的な価格設定といえ、希少性の高さからも高い注目を集めそうです。納車は2025年11月以降が予定されています。
Writer: くるまのニュース編集部
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