レクサスが「新たなスーパーカー」日本初公開! 「LFA後継機!?」期待の美しすぎる「2ドアクーペ」は「V10風サウンド」ד豪華内装”採用か! 「LEXUS Sport Concept」をJMSで披露
レクサスは開幕した「ジャパンモビリティショー2025」のメインプログラム「Tokyo Future Tour 2035」において、レースゲーム「グランツーリスモ7」とコラボし、コンセプトカー「LEXUS Sport Concept」を日本初公開しました。
レクサスの「次世代スーパーカー」をいち早く体験!
レクサスは2025年10月29日、開幕した「ジャパンモビリティショー2025」のメインプログラム「Tokyo Future Tour 2035」において、レースゲーム「グランツーリスモ7」とコラボした体験ブースを展開しています。
ブースでは、コンセプトカー「LEXUS Sport Concept」が展示され、日本で初公開するとともに、乗り込み体験と実車でのゲームのプレイが可能です。
一体どのようなブースで、どういった体験ができるのでしょうか。

LEXUS Sport Concept(レクサス スポーツ コンセプト)は、2ドアのスーパースポーツのコンセプトカーです。2025年8月に米国で開催された自動車イベント「モントレー・カー・ウィーク2025」で世界初公開されました。
レクサスによると、「先進的かつ革新的なスタイルと、伝統的なスポーツカーらしさを併せ持った、レクサスが描く次世代のデザインを体現」するモデルだといいます。
公開時、2010年から2年間のみ限定発売されたスーパースポーツカー「LFA」や、2021年12月の「バッテリーEV戦略に関する説明会」で披露されたスーパースポーツコンセプトカー「Lexus Electrified Sport(レクサス エレクトリファイド スポーツ)」の後継なのではないかと大きな話題になりました。
現在のところ、市販化のアナウンスはなく、パワートレインなども一切不明ですが、一部の情報では「LFR(仮称)」や「LFA2(仮称)」などとして販売されるのではないかという憶測も広がっています。
デザインは2ドアのクーペボディですが、ワイド&ローなスタンスでかつ、ロングノーズ&ショートデッキという、スポーツカーやGTカーの様式美にならったもの。
フロントフェンダーには大きなエアアウトレットが設けられ、抑揚のあるボディサイドがハイパフォーマンスを予感させます。
レーシングマシンのような雰囲気ではなく、流麗なシルエットやグラマラスな前後フェンダーの豊かな膨らみなどは、ハイパフォーマンスでありながら気品と色気を感じさせるGTカーといった装いです。
今回は、乗り込み体験が可能となり、同時にインテリアが初公開されました。
インテリアはライトブルーのカラーを基本に、ゴールドの差し色をあしらい、モダンな雰囲気にまとめています。
インパネは直線基調ですが曲線も取り入れ、ドアトリムなどとともにフィンのような意匠を採用。風を切って爽快に走る印象をもたせます。
インパネ形状は運転に集中できるようドライバー席を主体としたもので、操作系統はドライバー向けに設置。助手席側は非常にシンプルで足元空間も広く、くつろげるようになっています。
ステアリングはEVの「RZ」のような異型タイプで、ドライブモードセレクターもステアリングコラムに備わります。
メーター類は中央の液晶をメインに、左右にもスマートフォンのような縦型モニターを装着。左側は地図を、右側はサーキットのタイムなどの情報を表示できます。
今回の乗り込み体験では、グランツーリスモ7の精緻なグラフィックと実車の操作感がシームレスにマッチし、日本のモータースポーツの聖地でかつレクサスとしても特別なサーキットである「富士スピードウェイ」を走行することができます。
レクサスのブース担当者は、以下のように話しています。
「実車のステアリングやペダルなどを使って、シミュレーターができるというのが大きなポイントです。
昨今言われているSDV(ソフトウェア・ディファインド・ビークル)がありますが、クルマがソフトウェア化されることで、色々な広がりがでてきます。その拡張のひとつとして、このリアルとバーチャルの融合というのが、我々の取り組みしている領域です。
こうした(JMSのような)展示会などは見るだけがメインになるなか、たとえば小さい子どもなどが、展示しているクルマに乗り込めて運転できれば良いと考えています。そしてクルマ好きになってもらいたいという想いがあります。
そういった想いもあって、今回のレクサスのコンセプトカーとグランツーリスモのプロジェクトが融合してやっています」
グランツーリスモシリーズは、非常に実写に近いリアルな描画で、かつクルマ自体の挙動も非常にリアルにつくられています。
レクサスらしい上質な仕立てと未来感のあるレクサス スポーツ コンセプトのインテリアで、実際にステアリングを握って体験ができ、短時間ながらも運転の楽しさと難しさを実感することができます。
また、走行の様子は動画で視聴でき、今回の体験を記憶だけでなく記録として残すこともでき、夢が広がる体験ができました。
なお、レクサス スポーツ コンセプトについては特に追加の情報はなく、パワートレインについても一切不明となっていますが、V型10気筒エンジンのような甲高いサウンドを味わえることができ、もしかすると開発が進む実車のサウンドを用いている可能性もあります。
リアルなクルマ×バーチャルの融合という新しい体験だけでなく、レクサス スポーツ コンセプトの今後の展開にも注目が集まります。




































































































