トヨタ“新”「ハイエース」世界初公開! 20年超え“全面刷新”実施へ!? “200系”サイズ&「ガソリンエンジン搭載」も“もちろん想定”の「コンセプト」登場
トヨタは2025年10月29日、ジャパンモビリティショー2025の会場にて、新たなコンセプトカー「ハイエース コンセプト」を世界初公開しました。どのようなモデルなのか、担当者に話を聞いてみました。
これが新型「ハイエース」!?
トヨタは2025年10月29日、ジャパンモビリティショー2025の会場にて、新たなコンセプトカー「ハイエース コンセプト」を世界初公開しました。

ハイエースといえば、言わずとしれたトヨタの商用バンで、日本国内はもちろん、海外でも高い人気を誇るモデル。日本での現行モデルである5代目(200系)は2004年より発売されているロングセラーモデルで、一部改良を繰り返しながら販売されています。
直近では2024年1月に一部改良が行われたほか、2025年2月には新たな特別仕様車「スーパーGL“DARK PRIME S”」が追加されています。
ロングボディ(標準幅・ロールーフ)、ロングボディ(ワイド幅・ミドルルーフ)、スーパーロングボディ(ワイド幅・ハイルーフ)といった複数のボディタイプを用意しています。
一方、海外では2019年からひと回り大きくなった6代目(300系)が販売されています。同ボディは国内でも、乗用モデルの「グランエース」として2019年から2024年まで展開されました。
そんなハイエースの名称を冠した新たなコンセプトモデル「ハイエース コンセプト」が2025年10月29日、ジャパンモビリティショー2025のトヨタブースでお披露目されました。
一見すると、2023年10月開催のジャパンモビリティショー2023」で公開されたコンセプトモデル「KAYOIBAKO(カヨイバコ)」の進化系と呼べそうなものですが、カヨイバコ自体もより市販に向けた進化を遂げたモデルが壇上に登場しており、これのサイズを拡張したものがハイエース コンセプトと名付けられていました。
ハイエース コンセプトについて、当日行われたプレゼンではほとんど触れられませんでしたが、担当者に話を聞くことができました。
担当者はハイエース コンセプトについて「あくまでコンセプトモデルではありますが、より市販に近づいてきたということで“ハイエース”の名前が与えられました」と話します。次なる“新型ハイエース”のスタディモデルと理解しても良いでしょう。
ハイエースコンセプトの具体的なボディサイズについては非公開とされましたが、「比較的小さいロールーフモデルは“200系”ほどのサイズ、比較的大きいハイルーフモデルは“300系”ほどのサイズ」と教えてくれました。“日本に適した”サイズ感であるともいい、現行モデル同様の取り回しの良さが期待できそうです。
パワートレインについては、BEV(バッテリーEV)やガソリンエンジンなど、様々なパワートレインの搭載を想定しており、拡張性を持たせているといいます。
エクステリアは、KAYOIBAKOの極力無駄を配した、シンプルで長持ちする形を踏襲。直線を多用した“箱”感の強いデザインです。
インテリアは、KAYOIBAKOや同時に公開された「COMOS-X」など、“運送シリーズ”で統一されたインパネを用いるなど、シンプルながら拡張性の高いデザインが特徴的です。
最後に、現ハイエースオーナーに向け担当者から熱いメッセージをもらいました。
「あくまでコンセプトなので、これがそのまま“新型ハイエース”となるところまではお約束できませんが、現物を見に来ていただければ、大きな期待を持っていただけのではないかと思っています」
Writer: くるまのニュース編集部
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