トヨタ「“新”カローラ」に大注目! 精悍「専用エアロ」に走りの“スポーツサス”も搭載! 上質内装×専用「2トーン」も設定の“スポーティすぎ”仕様「ACTIVE SPORT」 どんなモデル?
2025年5月にトヨタ「カローラ/カローラツーリング」が一部改良を実施しました。改良前モデルから設定されている特別仕様車「ACTIVE SPORT」は継続されています。どのようなモデルなのでしょうか。
たった「7万円少々」で走りも違うスポーティモデル
初代は1966年に登場ということで、まもなく生誕60周年を迎えるトヨタ「カローラ」。そのカローラシリーズは、2025年5月に一部改良が実施されています。
いっぽう、その前から設定されていた特別仕様車「ACTIVE SPORT(アクティブスポーツ)」は、好評だったためか継続設定されました。どんなモデルとなっているのでしょうか。

アクティブスポーツは、セダンのカローラとステーションワゴンの「カローラツーリング」の2車種に設定されています。2024年4月の一部改良で追加されました。
ベースとなっているのは、両車の最上級グレードとなる1.8リッターハイブリッドのパワートレインを搭載した「W×B(ダブルバイビー)」です。
専用装備としては、グレード名からも分かるようにアクティブでスポーティなものが多く与えられています。
エクステリアでは専用デザインのフロントバンパーや切削光輝+ピアノブラックの特別カラーが与えられた17インチアルミホイール、ブラックトーンのアクセントとロゴマークを刻んだロッカーモールが装備されます。
またボディカラーには、カタログカラーの「プラチナホワイトパールマイカ」と「アティチュードブラックマイカ」のほか、特別設定色(専用色)の「セメントグレーメタリック」を用意。
ちなみにカローラツーリングでは、セメントグレーメタリックはアティチュードブラックマイカのルーフとの「ツートンカラー(メーカーオプション)」となり、よりスポーティな印象となっています。
インテリアでは、フロントシートがサポート感の高いスポーツシートを採用し、表皮には合成皮革+ブランノーブを用いています。
さらに運転席は「除電スタビライジングプラスシート」となっており、タイヤ周りの帯電軽減によって、疲れにくく気持ちの良いドライビングに寄与。
加えて、ロゴマーク入りの合成皮革巻きインパネや、インテリアのステッチをグレーで統一するなど、スポーツかつ上質な雰囲気を生み出しています。
そして何より注目したいのが、走りの変化です。
2WDモデルには専用スプリング、スタビライザーや新構造のショックアブソーバーなどを採用し、電動パワーステアリングまでも最適化。走りの楽しさと乗り心地のよさを同時に追求しているという点が見逃せません。
これにより、内外装の変更だけに留まらず、走りの面でもアクティブかつスポーティに変化し、非常に魅力的なものとなっています。
ここまで変更がなされていながら、ベース車のW×Bグレードからは、わずか7万3700円のアップ。
価格(消費税込)はカローラが315万1500円(2WD車)、336万6000円(4WD車)。カローラツーリングが320万2100円(2WD車)、341万6600円(4WD車)。
非常に手頃な価格に留まっていることで、人気を集めるのも納得できます。
なお、5月に実施されたカローラ/カローラツーリングの改良の内容は、カーボンニュートラルの実現に向け、ガソリンモデルを廃止してハイブリッドに一本化。
ドライブレコーダー前方+バックガイドモニター(簡易録画機能付)、ブラインドスポットモニター+安心降車アシスト、パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)、16インチアルミホイール、LEDフロントフォグランプ、デジタルキー、ディスプレイオーディオplusといった人気のメーカーオプションが各グレードで標準化。商品力の向上が図られています。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。





























































