レクサス「新2ドアスポーツカー」公開! 超ロングノーズの「美麗ボディ」に“V10搭載”も!? ハイスペ予感させる米国登場の「レクサス スポーツ」はどうなるのか

2025年8月15日に「モントレー・カー・ウィーク」のイベントのひとつである「ザ・クエイル、モータースポーツギャザリング」にて、レクサスは、コンセプトモデル「LEXUS Sport Concept(レクサス スポーツ コンセプト)」を公開しました。どのようなモデルとして登場するのでしょうか、考察します。

V型エンジン搭載!?

 トヨタのプレミアムブランドとして知られるレクサスは、2025年8月15日にアメリカのカリフォルニア州ペブルビーチにて開催された「ザ・クエイル、モータースポーツギャザリング」にて「レクサス スポーツコンセプト」なる2ドアスポーツカーのコンセプトモデルを出展しました。

 このモデルは先進的かつ革新的なスタイルと、伝統的なスポーツカーらしさを併せ持った、レクサスが描く次世代のデザインを体現したもの。

 ワイド&ローなスタンスをもつ2ドアのプロポーションは、高い動的性能とエモーショナルな、次世代スポーツカーのビジョンを示しているとされています。

ロングノーズが美しい…
ロングノーズが美しい…

 現時点では公開された数点の画像と短い映像のみが明らかとなったのみで、パワートレインや駆動方式などは一切発表されていませんが、一目見るだけでも高い走行性能を持ち合わせていると感じさせるデザインであることは間違いありません。

 全体的なスタイルは、2022年に公開された「レクサス エレクトリファイド スポーツコンセプト」のものを踏襲したようなものとなっており、ロングノーズショートデッキのフォルムやL字型のヘッドライト、サイドウインドウ後方のエアダクト風の処理など、共通点が多く見て取れます。

 このレクサス エレクトリファイド スポーツコンセプトは“エレクトリファイド”という車名の通り、電動モデルであることが示唆されており、レクサスのニュースリリースにも“BEV”や“カーボンニュートラル”のタグが付けられていました。

 一方、今回のレクサス スポーツコンセプトにはBEVやカーボンニュートラルというタグは付けられておらず(単に付け忘れただけかもしれませんが)、もしかするとガソリンエンジンを搭載する可能性もあるかもしれません。

 そうなるとフロントフードの左右に開けられたダクトはV型エンジンを搭載する可能性を示唆しているようにも思えますし、サイドウインドウ後方のエアダクト風の処理は、台数限定で販売したレクサスのスーパーカー「LFA」のようにオイルクーラーへの冷却風の取り入れ口という風にも考えられます。

 また今年の7月に開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」では、「トヨタGTコンセプト」及び「トヨタGTレーシングコンセプト」も登場しており、こちらは実際に走行した際のサウンドからV型エンジンが搭載されていることは確実視されています。

 一部ではこのトヨタGTコンセプトが次期レクサスLFAになるのでは、というウワサもありましたが、レクサス スポーツコンセプトがトヨタGTコンセプトと一部のプラットフォームなどを共有する兄弟車ということになれば、トヨタ版にはV型8気筒エンジン、レクサス版にはV型10気筒エンジンというように差別化が図られる可能性もありそうです。

 いずれにしても公式には一切のアナウンスがなされていないため、あくまで妄想の域を出ませんが、コンセプトモデルだけに終わらず、我々をワクワクさせてくれるような市販モデルに繋がることを期待したいところですね。

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