マツダ新型「“後輪駆動”セダン」発売へ! 全長5m級ボディ×すごい“造形美”の「魂動デザイン」採用! 日本導入も期待される新型「MAZDA6e」東南アジアモデルとは!
マツダが今後東南アジアエリアに投入予定の新型「MAZDA6e」。日本導入を期待する声も挙がっている同車は、一体どのようなモデルなのでしょうか。
マツダ新型「“後輪駆動”セダン」発売へ!
2025年3月に開催された「バンコク国際モーターショー」では、今後東南アジアエリアでの導入が期待される注目モデルが多数登場しました。
中でも多くの注目を集めたのが、マツダのBEV(電気自動車)新型「MAZDA6e」。
中国向けのMAZDA EZ-6を欧州向けに仕立てたミッドサイズセダンで、日本導入を期待する声も挙がっている一台です。

マツダは中国の自動車メーカー「長安汽車」と協力し、中国市場向けモデルとしてMAZDA EZ-6を開発。
製造は長安マツダが担当し、2024年から中国市場で展開しています。
このMAZDA EZ-6をベースに、走行性能や機能性などを欧州向けに変更したモデルが、新型MAZDA6eです。
ボディサイズは、全長4921mm×全幅1890mm×全高1491mm。ミッドサイズセダンらしく、どっしりとした迫力あるサイズです。
エクステリアは、マツダがデザインテーマとして掲げる「魂動」を体現したもの。
シンプルながらも力強く、洗練されたデザインにまとめられています。
とくにフロントの大型グリルとシャープなヘッドライトの組み合わせは、最新の「マツダらしさ」を感じさせる重要なポイントでしょう。
インテリアは高級感のある落ち着いた雰囲気で、特に2スポークのステアリングや14.6インチの大型ディスプレイを配したインパネ周りは、洗練されたデザインに仕上がっています。
また、座り心地がよく機能性の高いシートと広く快適な室内空間を備えており、ゆったりとくつろぐことが可能です。
その他にも、インテリジェントドライブ機能をはじめとする、運転支援・安全機能も充実。
音声、タッチ、ジェスチャーによる操作が可能なスマートキャビンを実現しているのも特徴です。
そしてMAZDA EZ-6ではPHEV(プラグインハイブリッド)とBEVの2種類を展開していますが、新型MAZDA6eはBEVのみ。
公開された情報によると、バッテリー容量は80kWhと68.8kWhの2種類が存在。
最高出力は前者が190kW、後者は180kWを発揮し、後輪を駆動させます。最大航続距離はそれぞれ552kmと479kmとなっています。
また、今回バンコク国際モーターショーで展示されましたが、欧州以外にタイなどアジアエリアでの販売が予定されています。
欧州での販売価格は国ごとに異なり、例えばドイツでは4万4900ユーロから4万8500ユーロ、スペインでは3万9515ユーロからと、ばらつきがあるようです。
ちなみに、これは日本円に換算すると約640~700万円となるので、なかなか簡単には手が出せない金額となる様子。
日本での導入も期待されている一台ですが、現在の日本市場におけるミッドサイズセダン型BEVの需要を考えると、現実的には導入は難しい面もあるでしょう。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。































































































