ホンダ「新型プレリュード」まもなく登場へ! 「24年ぶり復活」の“デートカー”は「走り」も重視のモデルに? 新時代の「スペシャリティカー」9月発売! どんな特徴があるのか

2025年9月にホンダが発売する予定の「新型プレリュード」のデザインには、どのような特徴があるのでしょうか。

いよいよ復活する「新型プレリュード」 デザインの特徴は?

 2023年秋に開催された「ジャパンモビリティショー2023(JMS2023)」で世界初公開された「PRELUDE Concept(プレリュード コンセプト)」。

 かつて“デートカー”として若者に絶大な人気を誇った「プレリュード」を現代に蘇らせたモデルとして、大きな話題となりました。

 そのプレリュードが、いよいよ今秋復活を果たそうとしています。新型に込められたプレリュードの伝統と特徴をご紹介します。

ホンダ「プレリュード」どう進化したのか
ホンダ「プレリュード」どう進化したのか

 ホンダは2025年7月31日、新型「プレリュード」のティザーサイトをついにオープン。

 JMS2023でのコンセプトモデル「PRELUDE Concept」世界初披露以来、その復活が話題となってきましたが、発売のタイミングは2025年9月と公表され、目前まで迫っています。

 既に試作車の取材会も開催済みとなっており、WEBメディアや雑誌でも多く取り上げられているため、気になっている人も多いのではないでしょうか。

 24年ぶりの復活となる新型プレリュードは、流麗なスタイルを持つ電動化スペシャリティスポーツカーに仕上げられています。

 コンセプトモデルに近いスタイリングを持つため、企画段階から市販を見据えて開発させていたことが伝わってきます。

 ボディサイズは、全長4520mm×全幅1880mm×全高1335mm。ホイールベースは2605mmで、全幅の大きさが際立つもの。

 これを2001年に販売終了した先代となる5代目と比べてみると、全長は同一ですが、全幅が+130mm、全高が+20mm、ホイールベースが+20mmとなるため、その縦横比からみても、スポーツカーらしいワイド&ローのスタンスをより強調。

 さらにボンネット先端も、低く抑えることで、シャープなスタイリングを実現しています。

 歴代プレリュードと比較すると、歴代モデルのスタイリングの基本となるワイド&ロー、ロングボーズ、ショートデッキのスポーティなシルエットが受け継がれていることが分かります。

 各部のデザインの特徴を見ていくと、低いノーズデザインは、リトラクタブルヘッドライトが特徴的だった2代目と3代目から受け継がれ、センターガーニッシュ付きのワイドなリアテールランプも同様でしょう。

 幅の広いヘッドライトとテールゲート付きのファストバックは、4代目の面影を感じさせます。

 このように、歴代モデルの面影を受け継ぐ、プレリュードらしさを大切にしたエクステリアデザインなのです。

 インテリアは、伝統のフロントシートを主役とした2+2レイアウトを継承。

 コクピットデザインは、ダッシュボードの位置を抑え、運転席前にあるメーターパネルやフロアシフトボタンなど雑味を抑えたオーソドックスな配置。

 ただしデートカーの伝統を受け、質感の高さも重視されています。歴代モデルで最もスポーティさが際立つ存在ですが、やはり各部にも歴代モデルの特徴が反映されています。

 2トーン仕様のダッシュボードデザインは、5代目から受け継がれたものですし、セミバケットタイプのフロントシートは、2代目から4代目までのお約束アイテムです。

 またちょっとタイトなリアシートは、ネガティブな要素ではありますが、これもプレリュードらしいシルエットのためには、欠かせないものといえるでしょう。

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