全長4m! 日産「マーチ」復活に期待大! 超レトロな“丸目デザイン”採用した「斬新コンパクトカー」が凄い! サイコーに“ちょうどいい”新型「マイクラ」欧州モデルとは!

2025年7月、日産はフルモデルチェンジを果たした新型「マイクラ」の注文受付を欧州でスタートしました。一体どのようなクルマなのでしょうか。

“丸目”の日産「マーチ」復活に期待大!

 日産は2025年5月21日、フルモデルチェンジを果たした新型「マイクラ」を欧州で発表しています。

 その後、同年7月には注文受付もスタートしました。

 日本導入を期待する声も挙がっているこのモデル、一体どのようなクルマなのでしょうか。

“丸目”の日産「マーチ」復活に期待大!
“丸目”の日産「マーチ」復活に期待大!

 マイクラは日産が欧州市場で展開するハッチバックタイプのコンパクトカー。

 日本では「マーチ」の車名で販売されていましたが、欧州展開の際に「マイクラ」と命名されました。

 そして日本のマーチは4代目まで登場しますが、2022年に販売終了。ここでマーチの歴史に幕を閉じます。

 一方、欧州のマイクラは独自の進化を遂げており、2017年には5代目モデルを発売。

 このモデルは2023年まで販売され、今回発表された新型マイクラはその後継という位置付けです。

 新型マイクラは、これまでと同様にコンパクトカーに分類されるBセグメント車ですが、エンジンを搭載しない電気自動車(EV)となっています。

 搭載するバッテリーは40kWhと52kWhの2種類。まず40kWhモデルは、最大出力90kW・最大トルク225Nmとなっており、航続距離は308km。

 一方で52kWhモデルは、最大出力110kW・最大トルク245Nmとなっており、航続距離は408kmです。

 主に都市部での使用のみであれば前者、遠出するなど長距離の走行が想定されるのなら後者が最適な選択となるでしょう。

 ボディサイズは全長3974mm×全幅1830mm×全高1499mm、ホイールベースは2541mmと、Bセグメントに属するモデルらしく扱いやすいコンパクトなサイズです。

 また車両重量は、40kWhバッテリーモデルで1400kg、52kWhモデルでは1524kg。

 これについて日産は、「多くの競合他車よりも大幅に軽量」と説明しており、その軽さを生かして高い効率と優れたハンドリング性能を実現したと言います。

 この新型マイクラはエクステリアデザインも注目されており、往年のマーチ(とくに3代目モデル)を思い起こさせる、「丸目」のヘッドライトを採用。

 さらに盛り上がったフェンダーも相まって、どことなく「カエル」のような可愛らしい表情を作り出しています。

 また、全てのグレードで18インチという存在感あるサイズのホイールを装備しており、グレードごとに異なるデザインのホイールカバーを用意することで、ユーザーそれぞれの個性を引き出すというユニークな仕掛けを取り入れています。

 そのほか、インテリアは前席の収納スペースに「富士山」をモチーフとするデザインを採用。

 欧州モデルですが、ボディのいたるところに「日本らしさ」を表現しているのが特徴です。

 フロントパネルには、10.1インチの大型ディスプレーと、同サイズのタッチスクリーンディスプレーの2つを搭載。

 モダンな雰囲気の中に近未来感も織り交ぜた不思議な空間が広がります。

 グレードは「ENGAGE」「ADVANCE」「EVOLVE」の3種類を設定。

 販売価格は2万8000ユーロからとなっており、日本円に換算すると約480万円以上。

 現在のところ日本での展開は未定ですが、先述のように往年の日産ファンからは日本導入を期待する声が多く挙がっており、今後の期待したいところです。

【画像】超カッコいい! これが日産「マーチ!?」です!(37枚)

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Writer: 大西トタン@dcp

(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。

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