人気SUVのマツダ「CX-5」ディーゼルの実燃費はいかに!? 実走で徹底検証

CX-5:高速道往路 実燃費[17.2km/L]/WLTCモード[19.6km/L]※渋滞あり

 つづいて、100km/hでの高速燃費を計測するため東名高速へ。ところが7キロほどいった横浜青葉IC付近で事故渋滞が起こっていて、本線上にいたので写真は撮っていませんが、渋滞に入る瞬間には18.6km/Lを指していました。せっかくなので、渋滞時の追従性能を試しました。

マツダ「CX-5」XD L Package 4WD:実燃費テスト

 車間距離をもっとも近くにセットし、目測で7mぐらい間をあけて比較的穏やかな加減速で前走車についていきます。これだけあいていると割り込まれる可能性もあり、せっかちな人にとってはもう少し素早いほうが好まれるかもしれません。

 渋滞をすぎたところで、燃費は15.2km/Lまで落ちてしまったので、これはもう正確な数値でないので、いったんリセットして仕切り直し。そこから海老名サービスエリアまで17.4キロの距離を走行して、燃費は19.9km/Lと大台まであと一歩に。これぐらいの走行距離だと状況によって平均燃費が大きく変わり、このときも直前まで18.8km/Lと表示していたのに一気にボンと上がりました。そして再出発して御殿場方面に向かった途中でピークには20.7km/Lまで上がったことを目視で確認しています。

 高速ワインディングとして知られる大井松田~御殿場間の右ルートは、制限速度が80km/hになりますが、アップダウンが大きく、やはり燃費に厳しいことには違いないようで、平均燃費はみるみる下がって、御殿場インターを下りたところで走行距離は68.9キロ、実燃費は17.2km/Lとなりました。途中までの感じからすると18km/L超えは楽勝と思っていたのですが…。ただし、事故渋滞がなければ、もっといい数値が出たことには違いありません。

CX-5:ワインディング路 実燃費[9.2km/L]

 御殿場インターから富士スピードウェイ方面へ、参考まで燃費を計測してみたところ、11.9キロ走って燃費は12.1km/Lと表示。そこから静岡県道147号山中湖小山線という道でワインディングの燃費を計測します。

 制限速度の40km/hを念頭に山梨県境までほぼすべて上り勾配の6.6キロ走って表示は4.7km/L。折り返して下るとみるみる燃費は伸びて、積算で13.2キロを走ったところで燃費は9.2km/Lと倍増近くまで伸びました。そこから下道で大井松田インターまで走り、東名高速を東京方面に向かいます。

 最初のうちは制限速度が80km/hなのでそれに従うと、瞬間燃費が20km/L台半ばを指すことが多く、感触としては100km/hよりも80km/hで走ったときの燃費が際立ってよい印象を受けました。それは第三京浜で25km/L超の燃費が出たことでも明らかです。

マツダ 新型CX-5の詳細を写真で見る(27枚)

【知ってた?】SUVに興味ある人は見て! マツダの新SUVとは?

画像ギャラリー

1 2 3 4

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー