ホンダが「“新型”軽ワゴン」を初公開! 斬新「ジト目デザイン」×上質インテリア採用! 旧車風「丸目2灯顔」がめちゃレトロな「新型エヌワンイー」秋発売へ どんなクルマ?

ホンダは新型軽乗用EV「N-ONE e:」を先行公開し、8月1日から先行予約を開始します。一体どのようなクルマなのか、開発担当者からのコメントを交えて紹介します。

新型「N-ONE e:」どんなクルマ?

 ホンダは2025年7月28日、新型軽乗用EV「N-ONE e:」を先行公開するとともに、同年8月1日から先行予約を開始すると発表しました。

 一体どのようなクルマなのでしょうか。開発担当者からのコメントを交えて紹介します。

ホンダの新型「N-ONE e:」
ホンダの新型「N-ONE e:」

 新型N-ONE e:は、すでに販売されている軽コンパクト「N-ONE」をベースとしたバッテリーEVです。

 N-ONEは2012年に登場。ホンダの新世代軽自動車「N(エヌ)」シリーズの第3弾で、ヒットを記録したホンダ初の軽乗用車「N360」をモチーフに、親しみやすいかわいらしいデザインを採用し、支持を獲得。

 2020年には2代目へと進化しましたが、初代のイメージをそのまま踏襲し、「丸・四角・台形」の特徴的なデザインをブラッシュアップしました。

 新型N-ONE e:は、このN-ONEが持つ価値観を大切にしながら、EVならではの価値を加えることに注力したといいます。

 愛着の湧くエクステリアデザインとゆとりある室内空間、取り回しの良さという特徴はそのままに、EVならではの力強くクリーンな走りと静粛性を加えた点がポイントです。

 グランドコンセプトは「e:Daily Partner(イー デイリー パートナー)」。開発責任者の堀田 英智氏は、「単なるEVへの移行ではなく、ユーザーの日常生活にしっかりと寄り添うパートナーを目指したもの」と語ります。

「N-ONEの生まれは、ホンダの原点であるN360の思いを継ぐものでした。そのN-ONEがEVとして進化することで、日常の移動と暮らしを支え、何気ない毎日を生き生きと活発なものにする“日常のパートナー”を目指しました」(堀田氏)

 新型N-ONE e:のターゲットは40〜50代の既婚女性。現行のN-ONEガソリン車のターゲット層も同様とのこと。

「ターゲットユーザーの日々の生活パターンを調査したところ、買い物や通勤などの短距離移動が中心で、シンプルな使い勝手を求めていることが分かりました。また、家計を考えるスマートな消費を重視する傾向もあります」(堀田氏)

 開発チームの調査によると、コロナ禍以降、ユーザーの価値観には「プライベートな時間を重視する傾向が増えている」「時間を大切にする“タイパ(タイムパフォーマンス)重視”の生活スタイルへの変化」「物選びにおいて、シンプルで使いやすいものが求められている」という大きな変化が見られたといいます。

 こうした価値観の変化を踏まえ、新型N-ONE e:ではユーザーが身軽かつ気軽に過ごせるよう配慮されました。

 エクステリアデザインのキーワードは、「軽快ナチュラルエクステリア」。担当デザイナーの中島 英一氏は、新型N-ONE e:の特徴についてこのように話しています。

「1つ目は、毎日のパートナーとして足取り軽やかな『軽快フォルム』。2つ目は、ヘリテージを感じさせ、長く愛せる親しみやすい『愛着フェイス』。そして3つ目は、乗り手や場所を選ばない『つるんとサーフェイス』です」

 大まかなスタイリングはN-ONEと同様ですが、フロントフェンダーやテールゲートなどのリアのデザインは、張りの強い曲面と上質さを感じる立体感、すっきりとした印象を組み合わせました。

 フロントフェイスは丸目をブラックのマスクで囲い、愛嬌のありつつも頼もしい印象を与える「あざとすぎないニュートラルな表情」を表現。リアのライトはEVのクリーンさを感じるホワイトリングのデザインを用いています。

 ボディカラーは「生き生きニュートラルカラー」をコンセプトに、乗る人を引き立てつつ愛着が湧いてくるような5色をラインナップ。

 なかでも今回設定された新色「チアフルグリーン」は、新型N-ONE e:のコンセプトを体現する、元気のあるカラーだと中島氏は強調します。

 いっぽうのインテリアは「軽快ナチュラルインテリア」をテーマに設定。

 担当した森下 秀一氏によると、「気持ちが軽やかになる身軽な使い心地、誰でもさっと使える気軽な使い勝手、毎日の暮らしに馴染むディテール」という3つの要素で構成されていると説明します。

 インパネの上部は室内の広がりを感じられるよう、薄く軽やかな造形とし、四隅や角を感じさせないデザインを採用。ボンネットからインパネはフラットな仕上げで、見渡しやすさと車幅感覚の掴みやすさを追求しています。

 またインパネやドアトリム、ステアリングの一部に同系色の明るいトーンを取り入れ、室内の一体感と水平基調のスタイル、快適な運転環境を両立しました。

 運転操作に関係するスイッチ類はインパネ中央に集中配置し、利便性も高めています。

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