スバル「レヴォーグ」は“クルマとして凄い”!? “リゾート”なら燃費も良好! 「レヴォーグレイバック」の“新CM”ロケ地「釧路」で体験
スバルの試乗会はいつも、「クルマのある生活をリアルに体感してほしい」という想いを感じます。今回「レヴォーグ/レヴォーグレイバック」の「スバルグランドツーリング試乗会」が北海道・釧路で行なわれましたが、同様の印象だったのでしょうか。山本シンヤ氏がレポートします。
レヴォーグレイバックの新CMのロケ地は釧路!
スバルの試乗会は単にハードの良し悪しのチェックに留まらず、「クルマのある生活をリアルに体感してほしい」と言う想いが強くあります。そんなスバルが、「レヴォーグ/レヴォーグレイバック」の「スバルグランドツーリング試乗会」を北海道・釧路で行ないました。

釧路というと、恐らく、「知っているけど、行った事がない」観光地の1つかもしれません。実は釧路は「避暑地」として有名です。その理由はいくつかあります。
・涼しい気候
7~9月の平均気温が21.2度と夏でも過ごしやすい(近年は猛暑日もあるが少ない)。
・環境が良い
自然が豊かでリラックスできる環境が整っている。
・アクティビティ充実
絶景やアイヌ文化を堪能できる観光スポットが多い。海の幸・山の幸どちらも味わえる。
当然、移動はクルマが主ですが、広大な北海道は目的地まで長時間・長距離のドライブとなります。となると、クルマにもこだわりたい。その提案としてのレヴォーグ/レヴォーグレイバックというわけです。
実はスバルと釧路には、こんな繋がりもあります。2025年7月18日からレヴォーグ・レイバックの新しいテレビCMが始まっています。
海沿いのワインディング、未舗装路、木々に囲まれた道など、雄大な自然の中を颯爽と走るシーンは、レヴォーグレイバックの“自在性”を体現していますが、この撮影地は実は釧路の東側に位置する「涙岬」です。そう、今回の試乗会はテレビCMのロケ地を巡る旅でもあります。
釧路空港からレヴォーグレイバックで……と言いたい所ですが、配車の関係(編集者Yがくじを引きました)でレヴォーグ「STIスポーツ R-Black Limited」で向かいます。
このモデルは「STI Sport EX」をベースに、インテリアコーディネイトをボルドー/ブラック→ブラック+レッドステッチに変更したほか、レヴォーグでは唯一となるレカロシート装着車でもあります。
今回はテレビCMのロケ地となった涙岬に寄りながら、霧多布岬を目指しました(釧路空港から約107kmの距離)。空港から僅かの区間はバイパスでしたが、そこから先は基本的には片側一車線の一本道。週明けの月曜日だったので渋滞どころか混雑もなく快適。更に信号が無いのでストップ&ゴーもほぼ無し。
いつもの試乗だと「1.8リッター直噴ターボ(CB18)エンジンは十分なパフォーマンスですが、燃費はもう少し頑張って欲しいです」となるのですが、50~60km走っても平均燃費20km/L超と言う驚きの値を示します。もちろん、山坂道に入ると若干落ちますが、それでも18km/L代をキープ。思わず、「君もやればできるじゃないか(笑)」と思ってしまいました。
CB18は希薄燃焼の採用も相まって熱効率40%に達していますが、その領域が極めて限定的のためなかなかその実力が見えませんが、今回の釧路での走行条件は“燃費の目玉”にドンズバだったのでしょう。都心部は断然「クロストレック/フォレスター」に搭載される最新のストロングハイブリッド「S:HEV」が最適解ですが、交通の流れの良い地方はCB18もアリだな、と感じます。



















































