スバル新「“5人乗り”ハッチバック」がスゴい! 全長4.4m“ちょうどいいボディ”に「豪華内装」を採用! 低重心&“独自の4WD”で走りを極めた「インプレッサ」最高級モデルとは!
「インプレッサ」は、安心と愉しさを両立させたスバルのスタンダードな5ドアハッチバックです。2025年7月10日に一部改良が発表されたのですが、なかでも最上級グレード「ST-H Style Edition 4WD」はどのようなモデルなのでしょうか。
スポーティなレッドシートに豪華アイテム採用!
スバル「インプレッサ」は、上質な走行性と高い安全性能を兼ね備えた5ドアハッチバック車として人気を誇ります。
最新モデルは2025年7月10日に一部改良が発表され、安全性と機能が向上したのですが、なかでも最上級グレードはどのようなモデルなのでしょうか。

現行モデルのインプレッサは2023年4月に発表された6代目。「アイサイト」をはじめとする高い安全性能が注目されますが、全長4475mm×全幅1780mm×全高1515mmというコンパクトながら、ワンランク上のクラスのような上質な走行性能も見逃せません。
現行モデルは、先代(5代目)から引き継いだ「SGP(スバルグローバルプラットフォーム)」とフルインナーフレーム構造により高剛性化と軽量化を実現。
加えて、ロードノイズやこもり音対策により、走行性だけではなく静粛性も大きく向上しました。
また、ステアリングの2ピニオンEPSによるダイレクトな操舵感も、上質な走行性に貢献している要素となっています。
パワーユニットは、2リッター水平対向ガソリンエンジンと、同エンジンにマイルドハイブリッドの「e-BOXER」を組み合わせたマイルドハイブリッドを設定。
グレードは、ガソリン車が「ST」、e-BOXER車が「ST-G」「ST-H」の3種類を基本とし、さらに特別仕様車がラインナップされます。駆動方式はそれぞれにFF(FWD)と4WD(AWD)があります。
2025年7月10日に発表された一部改良モデルでは、ボディカラーに新色の「シトロンイエロー・パール」が追加されたほか、運転支援機能、ドライバー異常時対応システムなどの仕様を変更。
さらに、特別仕様車「ST Style Edition/ST-H Style Edition(スタイルエディション)」が設定されました。
そして、最高級グレードである「ST-H Style Edition AWD」は、通常グレードとは異なる内外装のアイテムが盛り込まれています。
内装は、ブラックのジャージ・トリコットにレッド加飾をあしらったシートにはシルバー&レッドステッチが施され、本革巻シフトレバー・シフトブーツのステッチ、カーボン調ブレイズガンメタリック加飾のインパネ、ブラックのルーフ・ピラートリムが採用されたスポーティな走りを想起させる仕様となりました。
外観はダークメタリック塗装の17インチアルミホイールを装着され、足元の雰囲気を引き締めています。
e-BOXER車であるST-H Style Edition 4WDは、2リッター水平対向4気筒DOHC16バルブデュアルAVCS直噴エンジン、トランスミッションはリニアトロニック(CVT)を搭載。
最高出力は、エンジンは145馬力、最大トルク19.2kgf・m、モーターはMA1・交流同期電動機を採用し、最高出力13.6ps、最大トルク6.6kgf・mと、モーターの出力は決して大きくありませんが、レスポンスがよく、エンジンとモーターの切り替えも自然に感じるほどです。
また、ガソリン車には搭載されていないアクティブグリルシャッターも搭載し、安全性だけではなくスポーティな走りも期待できます。
なお、WLTC燃費は16.0km/Lです。
加えて、スバル独自の「シンメトリカルAWD」と水平対向エンジンによる低重心化によって安全性を大きく高めており、あらゆる路面・天候でもユーザーが快適に安心して運転できることもインプレッサの魅力と言えるでしょう。
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インプレッサ ST-H Style Editionの価格(消費税込)は351万4500円です。ガソリン車のエントリーグレード「ST FWD」の274万4500円よりも77万円高いプライスがつけられた、装備が充実したグレードとなっています。
Writer: 青木一真
埼玉県生まれ。宅配ドライバーを経験した後に、車中泊関連の記事執筆を開始。現在はフリーライターとして、車メディアに従事している。自動車は輸入車、スポーツカー、SUV、ミニバン、軽自動車の所有を経験。月間3000kmほどを走行している。




























































