トヨタ「“新”クラウンセダン」登場! 全長5m「正統派なFRセダン」に斬新「白銀・黒銀2トーン」×豪華ブラック内装採用! 「世界に誇るモデル」表現の特別仕様車「THE 70th」とは
トヨタが「クラウンセダン」に設定した2つの特別仕様車とは、どのようなモデルなのでしょうか。
トヨタ「クラウン」の特別仕様車「Z“THE 70th”」とは!
トヨタは4ドアセダン「クラウンセダン」に2つの特別仕様車を設定し、2025年6月2日に発売しました。
5月30日から6月1日に開催された「スーパー耐久 24時間レース」では、会場のイベント広場で初公開されています。一体どのようなクルマなのでしょうか。

トヨタを代表する高級車である「クラウン」シリーズは、日本初の純国産車として誕生してから70年が経ちました。新しい技術や価値観を織り込みながら、日本独自の自動車文化を切り拓いてきた世界に誇れる名車です。
現行型のクラウンは16代目となり、2022年に発売されました。
そして、このうちクラウンセダンは2023年11月に発売。16代目では「クロスオーバー」「スポーツ」「エステート」と3タイプの新たなクラウンが誕生しましたが、歴代のクラウンらしい4ドアセダン×FRという特徴を受け継いだのがクラウンセダンです。
新型では、歴代クラウンの伝統を継承しつつ、新時代の正統派なニューフォーマルセダンとして、豊田 章男氏のアドバイスにより開発が進められたクラウンセダン。
ボディサイズは、全長5030mm×全幅1890mm×全高1475mm、ホイールベースは3000mmとなっています。
パワートレインは、2.5リッターガソリンエンジンの「マルチステージハイブリッドシステム」(以下、HEV)もしくは、クラウン史上初となるFCEV(水素燃料電池車)仕様が採用されています。
内外装もクラウンらしいフォーマルな設定で、他の3タイプとは異なる威厳や落ち着きを感じさせる仕様です。
また、後席にVIPやゲストを乗せるショーファーカーとしての使用が想定されており、後席の快適性を重視した「リアコンフォート」ドライブモードや押圧式のマッサージ機能などを装備しています。
クラウンセダンのグレードは「Z」のみで、価格(消費税込)はHEVが730万円、FCEVが830万円です。
そして、クラウンセダンの特別仕様車である「Z “THE 70th”」が新しく設定されました。
前述のクラウンの生誕70周年を記念したモデルで、「世界に誇る日本のクラウン」を表現した、専用の内外装が魅力的な特別仕様車となっています。
特別仕様車のみのオプションとして設定されているのが「日本の風景との調和」を表現したバイトーン(2トーン)のボディカラー。
「プレシャスメタル×プレシャスホワイトパール」と「プレシャスメタル×プレシャスブラックパール」の2種類のカラーバリエーションが用意され、ほかのクラウンとは一線を画す特別感を表現しています。
また、「THE 70th」ロゴをあしらったサイドデカール、マットブラック塗装を施した20インチアルミホイールも専用装備となっています。
内装には、特別内装色のブラックラスターを設定。インストルメントパネル・センターコンソール・ドアトリム部分の木目調パネルもブラックに装飾されています。
その他の専用アイテムとしては、「THE 70th」ロゴをあしらったプレミアムシフトノブやインストルメントパネル(専用レーザー加飾)、クラウン専用キーなども装備。70周年の特別仕様車にふさわしい豪華な設定となっています。
クラウンセダン「Z“THE 70th”」の価格(消費税込)は、755万円(HEV)と855万円(FCEV)です。
このクラウン70周年を記念する「“THE 70th”」シリーズは、2025年4月にクロスオーバーに設定されたのが最初で、今後、残るエステートやスポーツにも同名の特別仕様車設定される可能性が高いとみられます。
今後のクラウンシリーズの動向が気になるところです。
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