日産「“新型”エクストレイル」いつ出る!? 米ではマイチェン済み! しかも2026年「全面刷新」も宣言!? 最重要「“売れ筋”SUV」今後どうなる?

日産のグローバル戦略を担う最重要SUV「エクストレイル」。その次期型(T34型)に関する情報が早くも出始めています。しかし主要市場である北米と日本の間で、ある「悩ましい事情」が存在するようです。

国内「エクストレイル」は2025年中にもマイナーチェンジ実施か!?

 日産のグローバルSUVとして、長年ラインアップの中核を担う「エクストレイル」。

 その次期型「T34型」の動向を読み解くには、まず現行「T33型」が日本と北米でたどった異なる歩みに注目する必要があるでしょう。

北米ではすでに新しい「顔」のマイナーチェンジ版「新型エクストレイル」(米国名「ローグ」)が発売されています
北米ではすでに新しい「顔」のマイナーチェンジ版「新型エクストレイル」(米国名「ローグ」)が発売されています

 現行型エクストレイルは2020年後半、日本より約2年早く北米市場で世界デビューしました。

 北米名「ローグ」と呼ばれる同モデルは、当初は2.5リッターガソリンエンジンを搭載していましたが、のちに高効率な1.5リッターVCターボに置き換えられています。

 さらに2024年1月に発表された2024年モデルではフロントマスクの大幅な刷新により、最新のデザインに生まれ変わりました。

 Google搭載の12.3インチ大画面ディスプレイを導入するなど、売れ筋モデルらしく細部に至るまで改良を続けています。

 とはいえ、北米で現在ニーズが高まるハイブリッドやプラグインハイブリッドといった電動モデルの設定が依然として実施されておらず、ライバルのトヨタ「RAV4」やホンダ「CR-V」に大きく水をあけられている状況。

 売れ筋モデルの失敗が、現在日産を苦しめている経営不振の一端ともいわれているほどです。

 一方、日本仕様の現行エクストレイルは2022年7月に登場。「第2世代e-POWER」や電動4輪制御「e-4ORCE」といった最新技術を採用し、電動SUVとしての完成度を高めたモデルでした。

 この“2年の差”は、あくまで日本市場に最適化された仕様を熟成させるための期間であり、戦略的な遅れといえます。

 北米向け2024年モデルで刷新された新デザインが、日本仕様でも遅れて導入される可能性は極めて高いでしょう。

 2年の差を考慮しても、2025年後半から2026年頃には発表されると期待されます。

 2025年秋には、国内最大の自動車ショー「ジャパンモビリティショー2025」が開催されることから、このタイミングで発表されるかもしれません。

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