700馬力の新「“V12”高級SUV」がスゴい! ド迫力「カクカクボディ」&斬新“神殿グリル”がイイ! 豪華すぎ「グリーン」内装採用! 独国に現れた新“カリナン シリーズII”ベースのブラバス「700」とは
ドイツのチューナーブランド「BRABUS(ブラバス)」は2025年8月14日、ロールス・ロイスの最高級SUV「カリナン シリーズII」をベースにした最新コンプリートカー「BRABUS 700」を発表しました。どのようなクルマなのでしょうか。
全身カーボンをまとう「究極ロールス」
ドイツのチューナーブランド「BRABUS(ブラバス)」は2025年8月14日、ロールス・ロイスの最高級SUV「カリナン シリーズII」をベースにした最新モデル「BRABUS 700(ブラバス700)」を発表しました。

世界中のセレブリティに愛されるロールス・ロイス「カリナン」が、大幅改良を受けた新型「シリーズII」へと進化。その最新モデルを、ブラバスがいち早く究極のラグジュアリーSUVへと昇華させました。
そのスタイリングは、まさに圧巻の一言。ブラバスのエンジニアたちは、ただでさえ威厳のあるボディに、独自の「WIDESTAR(ワイドスター)」ボディキットを装着。
フロントフェンダーやリアのクォーターパネル、ボンネットに至るまで、すべての追加パーツが高光沢のカーボンファイバーで製作されており、ブラックアウトされたボディパーツと相まって「黒とグレー」の精悍なコントラストを生み出しています。
また、ロールス・ロイスの特徴であるクロームパーツはすべてブラック仕上げに変更され、威厳あるフロントマスクをよりスポーティに引き締めるなど、細部まで徹底したこだわりが貫かれました。
この巨体を支える足まわりには、このモデルのために開発された24インチの超大径鍛造ホイール「モノブロック M“プラチナエディション”」を採用。
最新のCNC技術によって鍛造されたディスクデザインのホイールが、巨大なボディを力強く支えます。さらに専用の「SportXtra」モジュールによって車高を約25mm下げることで、空力特性と見た目の迫力を両立させました。
その心臓部に収まるのは、ブラバスのエンジニアによって徹底的にチューニングされた6.75リッターV型12気筒ツインターボエンジンです。
専用のエンジンマネジメントシステム「PowerXtra RR68-700」を組み込むパフォーマンスアップグレードにより、最高出力700馬力・最大トルク950Nmというスーパーカー顔負けのスペックを発揮。
これにより、車重2.7トンを超える巨体でありながら、0-100km/h加速はわずか5.0秒をマークします。なお、最高速度は250km/hに制限されています。
一方、インテリアは「ブラバス マスターピース」と呼ばれる最高級の仕立てとなっています。
内装は、クールなエクステリアとは対照的な、深みのある「Verdant Shadow(ヴァーダント・シャドウ)」と呼ばれるグリーンのレザーで統一。シート表面には貝殻を模した独自の「シェル・キルティング」が施され、職人の手作業による緻密なステッチが歴史への敬意を表しています。
もちろん、ブラバスの流儀に従い、インテリアのカラーや素材はオーナーの好みに合わせて無限に近いカスタマイズが可能です。
注目の価格ですが、ドイツ本国での車両価格(付加価値税19%込み)は91万4753ユーロ(約1億6660万円)からと発表されています。
ベース車両の価格をはるかに超えるこのプライスタグは、世界最高峰の素材と技術、そして圧倒的な個性を手に入れるための対価といえるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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