トヨタ新型「カローラクロス」発表! 初設定の「GRスポーツ」がほぼ完売状態!? 走りがスゴい2リッターエンジン×高性能4WD搭載! “最上級グレード”に注目集まる!
トヨタ「カローラクロス」に初の「GRスポーツ」グレードが設定されました。走行性能を高めた仕様ですが、すでに完売状態となっているようです。
初設定の「GRスポーツ」がほぼ完売状態!?
2025年5月、トヨタのクロスオーバーSUV「カローラクロス」が一部改良し、大きな変更が加えられました。

2021年9月に日本で発売されてから、初の大掛かりな改良となったわけですが、今回はエクステリアを一新し、新型「クラウンエステート」にも通じるボディ同色グリルを備えたデザインを採用。
さらに、2リッターガソリンモデルを廃止してハイブリッド専売車となったことや、専用の2リッターハイブリッドエンジンを搭載した「GRスポーツ」が追加(発売は同年8月)されます。
すでに改良前から高い人気を誇っていたカローラクロスでしたが、今回の改良でルックスが大きく変更され、比較的安価だったガソリンモデルが廃止となったことで、ユーザーの反応はどう変わったのでしょうか。
首都圏にあるトヨタディーラーのスタッフに反響を聞いてみました。
それによると、新しくなったエクステリアデザインは概ね好評とのこと。すでにクラウンエステートや先日世界初公開された新型「RAV4」などでボディ同色グリルの存在は見慣れているユーザーが多く、新しさを感じると好意的な意見が大半を占めているそうです。
またガソリンモデルが廃止され、エントリーグレードの価格が上がったことにネガティブな印象を持つ人も若干いることはいるとのことですが、従来型でも商談を進めていくとハイブリッドモデルを選ぶユーザーがほとんどだったとのこと。ガソリンモデルが廃止となったことの直接的な影響は軽微と話してくれました。
そして今回の改良モデルで一番反響が大きかったのが、GRスポーツの追加だといい、弟分とも言える「ヤリスクロス」には先行してGRスポーツが設定されていたため、カローラクロスにも同仕様が追加されるのを待ち望んでいた人が多かったそうです。
GRスポーツの価格(消費税込、以下同)は389万5000円。改良前のハイブリッドモデルの最上級グレードの4WDモデルが368万9000円だったことを考えると、単体で見ると決して安いとは言えません。
しかし、専用チューニングの足回りやボディ補強、専用スポーツシートや専用エクステリアに留まらず、カローラクロス唯一となる専用の2リッターハイブリッドを搭載(通常モデルは1.8リッターハイブリッド)していることを考えると、むしろお買い得感すらあるというのが、GRスポーツを選ぶユーザーの共通認識なんだとか。
そのため、かなりの先行受注が入っており、一部の店舗ではすでにGRスポーツは受注停止となっているようです。
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カローラクロスが登場した直後はコロナ禍の影響もあって長らく新車の供給が追い付かず、中古車価格が爆上がりしたことがありました。
今回新たに登場したカローラクロス GRスポーツも、もしかするとそうなる可能性もありそうです。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。
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