トヨタ新型「カローラクロス」登場! 斬新顔になり何が変わった? 4年ぶり大刷新でトヨタ初の「明るすぎウインカー」搭載!? 「人気コンパクトSUV」に訪れた変化とは

トヨタは2025年5月23日、人気SUV「カローラ クロス」の一部改良モデルを発表しました。どのような進化が施されたのでしょうか。

走りと機能がさらに進化 カローラ クロスが大幅アップデート

 2025年5月23日、トヨタは「カローラ クロス」の一部改良および新グレード「GR SPORT」の追加を発表しました。

レクサス感がイイ!
レクサス感がイイ!

 カローラクロスは、カローラシリーズ初のクロスオーバーSUVとして2020年7月にタイでデビュー。日本市場では2021年9月に発売され、グローバル展開を前提とした戦略モデルとして位置づけられています。

 TNGA「GA-C」プラットフォームを採用し、広い室内空間と高い実用性が特徴。エクステリアは力強く立体的な造形で、都会にもアウトドアにも映えるスタイルを備えています。パワートレインはガソリンとハイブリッドを用意し、先進安全装備「トヨタセーフティセンス」も全車に標準装備されています。

 発表では“一部改良”としていますが、内外装に大幅なデザイン変更が施されるなど“マイナーチェンジ”に相当する進化を遂げています。

 フロントバンパーやヘッドランプの刷新に加え、ハニカム形状のボディ同色グリルを採用することで、都会的で洗練された印象に。このデザインについてSNSなどでは“レクサスのようだ”と話題になっています。

 Zグレードには新デザインの18インチアルミホイールを、スポーティモデルのGR SPORTには19インチアルミホイールを採用しています。インテリアではシフトノブやパネル周辺の意匠が見直され、質感と操作性が向上しました。

 新たに追加された先進機能として、トヨタ初となる「SNOW EXTRAモード」と、国内初の「シグナルロードプロジェクション」が搭載されました。

「SNOW EXTRAモード」は、E-Fourをフルタイム化し、雪上走行時の前後駆動力を緻密に制御することで、安定した走行性能を実現します。「シグナルロードプロジェクション」は、フロントターンランプと連動して路面に矢印を照射し、見通しの悪い交差点で歩行者への認知向上を図る装備です(照射はフロントターンランプのみで、ウインカーと連動して点滅)。

 新設定のGR SPORTグレードには、2.0リッターエンジン「M20A-FXS」を用いた専用ハイブリッドユニットを搭載し、力強い加速性能を実現。また、新採用のSPORTモードにより、アクセル操作への応答性も大幅に向上しています。加えて、専用サスペンションと19インチタイヤにより、コーナリング性能や直進安定性も向上しました。

 内外装もGR専用デザインとなり、フロントバンパーやスポーツシート、専用表皮などが採用され、機能性とスポーティさを兼ね備えた仕上がりとなっています。

 さらに今回の改良を機に、カローラ クロスはハイブリッド専用車としてラインナップが一本化されました。これはカーボンニュートラルの実現に向けたトヨタの取り組みの一環とされています。

 快適装備の充実も図られ、Zグレードには運転席および助手席のシートベンチレーションを標準装備。GR SPORTおよびZグレードにはアダプティブハイビームシステムが搭載され、さらにGR SPORT・Z・Sグレードには床下透過表示機能付きパノラミックビューモニターがオプションで設定されます。加えて、GR SPORTとZグレードには「ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plus」も装備され、利便性と先進性の両立が図られています。

 新たなカローラ クロスは2025年5月23日より発売され、GR SPORTグレードは同年8月4日からの発売が予定されています。

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