日産が新型「リーフ」を世界初公開! 8年ぶり全面刷新! 3代目は「“流麗”クーペSUV」フォルムに 25年秋よりグローバルで発売へ
外から見る以上に広々した室内空間を確保
新型リーフのインテリアは、広々とした空間が特徴です。
プレミアムクロスオーバーEV「アリア」で初採用されたEV専用の「CMF-EVプラットフォーム」を採用し、フラットなフロアに加えて空調ユニット(HVAC)をモータールーム(ボンネット内)に配置することで、開放感ある前席の足元空間を実現しています。

インストルメントパネルは横に広がるフローティングデザインにより、落ち着いたミニマルな雰囲気を演出。これまでセンターに配されていたシフトノブをインパネ側に移動し、プッシュボタン式シフターを採用したことで、さらに開放感が高まっています。
またセンターコンソールがないことでオープンな空間となり、ストレージボックスも十分に確保されています。
オーディオ&インフォテインメントシステムには、12.3インチまたは14.3インチのデュアルスクリーンを統合したモノリススタイルのデザインを採用。
メーターの背景デザインは最大5種類を用意し、その中にはリーフ専用の「Engawa(縁側)」デザインも含まれています。
デザイン担当の田勢氏は、その狙いについて次のように話します。
「日本の建築思想である縁側は、内と外の空間を自然に繋げることを目的としており、その哲学をディスプレイにも反映させています」
64色から選択できるアンビエント照明と組み合わせることで、オーナーの気分や好みに合わせた空間演出が可能です。
なおコネクテッドサービスには新たにGoogleビルドインを採用。常に最新の情報を得られるほか、スマートフォンとのワイヤレス連携や各種アプリの利用、車外からの空調コントロールなども可能としました。
さらに室内の頭上には「調光パノラミックガラスルーフ」を採用しました。電子調光技術によりガラスの透明度をボタンひとつで調整することができます。
ガラス部には赤外線(IR)反射コーティングを採用することで高い遮熱効果を実現し、年間を通じて快適な室内環境を提供します。
また通常のガラスルーフ車に備わるサンシェードを廃止したことで、クローズした時も頭上空間をより高くとれる利点もあるといいます。
シートは前席、後席ともにゼログラビティシート構造を採用。後部座席は6:4の分割可倒式で、ISOFIXタイプのチャイルドシートにも対応しています。
ラゲッジスペースは、北米および日本仕様で最大420リットル(VDA方式)、欧州仕様では独自のトランク構造により最大437リットルの容量を実現しました。




































































