日産「フェアレディZ最強仕様」受注再開! 420馬力のV6エンジン×高性能AT搭載! 赤いエアロがカッコいい「NISMO」抽選じゃなく“普通に買える”! どんなモデル?
注文停止が続いていた日産「フェアレディZ NISMO」の受注が再開しました。どのようなモデルなのでしょうか。
「フェアレディZ NISMO」が抽選じゃなく“普通に買える”!
「欲しくても買えない」状況が続いていた日産のスポーツカー「フェアレディZ NISMO」ですが、2025年6月2日に注文受け付けが再開されました。
現行モデルの「フェアレディZ」は2022年にデビューした7代目「RZ34型」。歴代フェアレディZへのオマージュを随所に盛り込んだデザインを特徴としています。

ボディサイズは全長4380mm×全幅1845mm×全高1315mm。
エンジンは、最高出力405馬力、最大トルク475Nmを発生新開発の3リッターV型6気筒ツインターボエンジン「VR30DDTT型」を搭載し、トランスミッションは、6速MTに加えてマニュアルモード付フルレンジ電子制御9速ATが設定されています。
また、2023年8月にはスポーツブランド「NISMO」が手掛けたハイパフォーマンスモデル「フェアレディZ NISMO」を追加。主に専用内外装を持つほか、パワートレインなどにチューニングが施されました。
エクステリアは、NISMO専用フロントグリルや前後バンパー、サイドスカート、リアスポイラーなどを装着。これらのパーツはダウンフォースの強化や空力性能の向上といった機能に加え、赤のアクセントカラーをあしらうことで、スピード感とスポーティさを高めています。
フロントグリルのメッシュはハニカムデザインを採用しているのですが、これは「GT-R」2024年モデルで採用されたもの。通風抵抗を減らすとともに、冷却効率の向上を実現しました。
ホイールはNISMO専用グロスブラック19インチ鍛造品を装着し、リム幅を広げながらも剛性と軽量化を両立しています。
インテリアは、ドライバーの集中を高めるブラック基調としたほか、シート部やステアリングセンターマーク、ステッチなどには赤を取り入れることでスポーティさを強調。デジタルメーターも「NISMO」の表記を追加するなど、特別感を演出しました。
パワーユニットは3リッターV型6気筒ツインターボエンジンで通常モデルと同一ですが、最高出力420馬力・最大トルク520Nmとパワーアップが図られており、歴代フェアレディZ史上最強のスペックを誇ります。
このほか、9速ATは変速レスポンスと耐久性を向上させ、俊敏なシフトチェンジを可能としたほか、ボディやステアリングのねじり剛性を高め、シャシも専用チューニングを実施。ブレーキもNISMO専用品を装着し、走行性能を向上させました。
なお、トランスミッションは9速ATのみです。
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受注が停止していたフェアレディZ NISMOですが、前述のように注文受付が再開。今回は抽選ではなく、通常オーダーが可能です。
一方で、再び受注停止になる可能性が懸念されますが、日産によると、「今回は塗装工程や組立工程において能力向上を図ることで生産体制を強化した」とのこと。いつでも欲しいときに手に入る状態になりました。
フェアレディZ NISMOの価格(消費税込)は930万2700円です。
MTならもっと売れたと思うが。