トヨタ「新ハリアー “ナイトシェード”」発表! 精悍“黒仕様”は上質&ツヤツヤパーツで超カッコイイ! 高級「クーペSUV」に追加された新たな「特別仕様車」 どんなモデル?
トヨタは「ハリアー」の一部改良にあわせ、特別仕様車「Night Shade(ナイトシェード)」を新設定しました。どのような仕様なのでしょうか。
艶やかさと上質感をアップ!
2025年6月11日、トヨタはミディアムクラスのクーペSUV「ハリアー」の一部改良を実施し、あわせて特別仕様車「Night Shade(ナイトシェード)」を新たに設定しました。
通常のハリアーに対し、どのような違いがあるのでしょうか。

ハリアーは、1997年12月に高級クロスオーバーSUVの先駆けとして誕生しました。
現行モデルは、2020年6月に登場した4代目です。
最新のTNGA GA-Kプラットフォームを採用し走行性能などを高めたほか、歴代モデルが培ってきた都会的なフォルムや高級感をさらに極め、流麗さを増した「クーペSUV」スタイルを採用しました。
そんな現行・4代目ハリアーのパワートレインは、3つのラインナップを揃えます。
最高出力171PS・最大トルク207N・mを発生する2リッター直列4気筒ガソリン車、178PS・221N・mを発生する2.5リッターガソリンと120PS・202N・mを発生する電気モーターを組み合わせるHEV(ハイブリッド車)、そして2022年10月にPHEV(プラグインハイブリッド車/最高出力と最大トルクはわずかに異なる)を追加しています。
ガソリンとHEVはそれぞれFF(前輪駆動)と4WDを用意し、PHEVは4WDのみの設定です。HEVとPHEVの4WDは、後輪に最高出力54PS・最大トルク121N・mを発生する電気モーターで駆動する「E-Four」となります。
当初のグレード構成は、ベーシックな「S」から順に「G」「Z」の3タイプ(パワートレインにより設定の違いあり)で、Zにはさらに本革内装の「Leather Package(レザーパッケージ)」も用意されています。
。
今回おこなわれた一部改良では、最廉価のSグレードを廃止した一方、PHEVにGグレードを新設定するなど、ラインナップの整理を実施しています。
そして目玉となるのが、特別仕様車“ナイトシェード”の新設定です。
上級グレードのZとZ“Leather Package”(各ハイブリッド車のFF・E-Four)をベースに、ブラックの外装パーツによる艶やかさと上質感を演出しました。
ボディサイズは、全長4740mm×全幅1855mm×全高1660mm、ホイールベース2690mmで、ベース車と変更はありません。
まずフロント周りでは、「プロジェクター式LEDヘッドランプ」を「ダーク仕様/ブラックレフ」に変更。
グレーメタリック塗装だった「フロントアッパーグリル」をブラックメタリック塗装としました。
外観ではさらに、「フロントロアグリル」「フロントバンパーロア」「ロッカーモール」「リアバンパーロア」の各加飾を「艶あり黒塗装」に変更しています。
加えて、車名エンブレム、カーボンニュートラルバッジや、19インチの大径アルミホイール(ベース車はスーパークロームメタリック塗装)もブラック塗装化されました。
特別仕様車ナイトシェードの車両価格(消費税込み、以下同)は、487万800円から541万900円まで。
ボディカラーは「ブラック」と、メーカーオプションの特別塗装色「プレシャスブラックパール」「プラチナホワイトパールマイカ」の3色が設定され、内装色はZ、Z“Leather Package”ともにブラックとなります。
※ ※ ※
今回の一部改良ではこのほか、予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense(トヨタ セーフティ センス)」や先進運転支援機能を進化させました。
またステアリングヒーター、シートヒーター(運転席・助手席)や寒冷地仕様を全グレードで標準化したほか、「おくだけ充電」「デジタルキー」をZ(PHEV)とZ“Leather Package”に標準装備化しています。
新型ハリアーの価格は、371万300円から626万100円です。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿や、URLを記載した投稿は削除する場合がございます。