ホンダ新型「2ドアクーペ」25年秋発売! 「シビック」ベースの“流麗クーペ”に「スゴいシフト」初搭載! ハイブリッドなのに“ド迫力サウンド”も魅力の「プレリュード」どんなモデル?
ホンダは2025年秋に新型クーペ「プレリュード」を発売する予定です。一体どのようなモデルになるのでしょうか。
新型「プレリュード」まもなく登場!
1978年にロングノーズ、ショートデッキの2ドアクーペスタイルで誕生したホンダ「プレリュード」。トヨタ「セリカ」や日産「シルビア」などとともにスペシャリティクーペブームをけん引しました。
約25年ぶりに復活を遂げ、2025年秋に発売予定となる新型プレリュードは、当時を知る人たちはもちろん、現行「プリウス」のオーナーなども気になる存在になりそうです。

新型プレリュードのエクステリアは、歴代モデルと比べると、モダンなのはもちろん、流麗な弧を描くルーフラインが目を惹きます。
比較的スクエアなボディラインが多かったこれまでのプレリュードですが、新型はボディの面構成(面断面)もグラマラスで、豊かな表情であることが分かります。こうした表現はデザインだけでなく、プレス技術の進化なども大きく貢献しているはずです。
一方で、低く構えたワイド&ショートデッキ(リアオーバーハングの短さ)のシルエットやキャビンをより小さく見せる手法は、従来モデルから引き継いでいるといえそうです。
プラットフォームは「シビック」ベースで、電子制御の減衰力可変ダンバーシステムが搭載され、スポーティモデルらしいハンドリングと乗り心地の良さを両立するでしょう。
パワートレーンは、シビックと同じ。走行用と発電用の2モーターを備える「e:HEV」(ハイブリッド)で、技術面でのトピックスは、新しい技術である「Honda S+ Shift(ホンダ・エスプラスシフト)」の搭載です。
このシフトは、次世代e:HEVの全モデルに用意され、ホンダらしくよい意味でパワートレーン(主にエンジン)の存在を感じさせるものになりそうです。エンジンは、高効率化が盛り込まれた2リッター直列4気筒になります。
Honda S+ Shiftは、従来の「リニアシフトコントロール」を進化させたシフト制御になります。加減速時に緻密にエンジン回転数をコントロールし、ダイレクト感の高いレスポンス、鋭い変速を実現できるようになります。
これも高速道路などの低負荷域でエンジン直結状態になるe:HEVならではの利点を活かしたシフト制御といえます。
そのほか、走行状態などに応じてアップシフト、ダウンシフトを行いリニアな変速フィールを実現するそう。
また、シフトホールド状態では、運転に合わせて最適なエンジン回転数を維持できるだけでなく、再加速時のエンジン発電電力を最大限駆動力に活用。アクセルを踏んだ際のモーターの初期応答性が高まり、リニアなレスポンス性を発揮するとしています。
最近のスポーツカーでは定番メニューになっている「アクティブサウンドコントロールシステム」の搭載も、新型プレリュードのトピックス。
エンジン回転数と同期した迫力のあるサウンドがスピーカーから流れることで、ドライバーのスポーツマインドを刺激してくれるでしょう。
アクティブサウンドコントロールシステムとメーターが連動するのもポイントで、俊敏に反応するメーター表示により気分を盛り上げてくれそうです。
また、Honda S+ Shift作動時にはパドル操作による変速も可能で、有段ギヤを変速したようなフィーリングが得られるとのこと。エンジンと大出力モーターの協調制御によるリニアな変速レスポンスを実現するとしています。
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自動運転技術が注目される現在だからこそ、操る喜びや運転する楽しさを追求したという新型プレリュード。
高効率パッケージングが重視される軽スーパーハイトワゴンをはじめ、広い車内と荷室を備えるミニバンやSUVが主流の中、クルマ好きはもちろん、一般的なユーザーにどう受け入れられるのかも気になります。
新型プレリュード→プリウス2ドアクーペ(笑)エンブレムをトヨタに変えたら、トヨタ車と間違えるくらいトヨタ似の車(笑)ホンダさん、トヨタ似にしたら売れると思っているのかな!?