知らないと「免許返納」かも!? たまに見かける「謎の矢印標識」の「意外な意味」とは 実は「一方通行」ではなかった! 思わず悩んでしまう「珍しい標識」とは
道路を走行していると、「一方通行」かと思いきや、ちょっと違う「謎の標識」を見ることがあります。一体これは何の標識なのでしょうか。
謎の標識の意味とは
道路を走行していると、「一方通行」かと思いきや、ちょっと違う「謎の標識」を見ることがあります。
一体これは何の標識なのでしょうか。
![「一方通行」じゃない! 「矢印標示」が示す意味とは[画像はイメージです]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/01/20250128_Traffic_pixta_64969091_001.jpg?v=1738045052)
道路には様々な標識があり、無視すれば交通違反となってしまう場合があるので、注意が必要です。
そのなかで「一方通行」は、うっかり違反しがちな違反です。もし検挙されれば、違反点数2点、反則金7000円(普通車の場合)が課されてしまいます。
一方通行を示す標識は「青地に白い矢印」というデザインです。
しかし、なかには色が逆になっている「白地に青い矢印」という標識も存在します。
この標識を見て、「これは…矢印と逆向きに通行して、取り締まりを受けないだろうか」と迷ってしまうかもしれません。
実はこの標識の意味は「左折可」というものです。
主に交差点の手前に設置され、正面の信号の表示に関わらず「いつでも左折ができる」ことを表しています。
どの交差点にもあるわけではなく、左折先に横断歩道が無い場合や、あるいは左折レーンが交差点をショートカットして左折先につながっている構造や、なおかつ歩道橋などによって歩行者の横断が無いといった状況で、このような運用がされています。
地域によってはなかなか見かけないため、今まで全く見たこともないドライバーもいるかもしれません。
そうした場合、信号待ちをせずに左折できるにも関わらず、前方の信号に従って停止してしまい、後ろから来たクルマが左折できなくなってしまう場合もあります。
近年では、標識の意味がより分かりやすいよう、「左折可」と書かれた補助標識が下に書かれている場合もあります。また、左折方向の矢印信号で同じ形の運用を行っている場合もあります。
レアな標識ではあるものの、交通教本にもしっかりと書かれている標識であるため、どのような意味の標識かきちんと把握しておき、いざという時に適切な走行ができるようにしましょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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