約240万円! トヨタ「スターレット“クロス”」公開! 25年ぶり復活な「コンパクトSUV」! MT設定&クーペスタイルもイイ「全長4m以下モデル」南アで登場

南アフリカの大規模展示会「ナンポ・ハーベストデー」にて、トヨタのコンパクトSUV「スターレットクロス」が実車展示され注目を集めました。どんなクルマで、日本導入の可能性はあるのでしょうか。

クーペ風SUVの新星「スターレットクロス」南アで実車展示

 2025年5月15日(現地時間)、南アフリカのフリーステート州ボタビルで開催された「ナンポ・ハーベストデー2025」で、トヨタ南アフリカは話題のコンパクトSUV「スターレットクロス」を実車展示しました。

 ナンポ・ハーベストデーは南半球最大級の農業展示会とされ、来場者数も多く、スターレットクロスはその中でもひときわ目を引く存在となっていました。

え?スターレットのSUV!?
え?スターレットのSUV!?

 このモデルは、スズキの「フロンクス」をベースとしたOEM車であり、トヨタのグローバルブランド戦略の一環として2024年に南アフリカ市場へ投入された車種です。かつての「スターレット」の名を復活させ、SUVらしい「クロス」という接尾辞を加えたことで、懐かしさと新しさを巧みに融合したネーミングも印象的です。

 スタイリングは、流麗なクーペ風ルーフラインとワイド感を強調するコネクテッドLEDテールランプなど、近年のトレンドをしっかりと取り入れた上質感のあるデザインが特徴です。

 ボディサイズは全長3995mm×全幅1765mm×全高1550mm、ホイールベース2520mm。比較的コンパクトサイズで、同市場の中では最小のSUVです。

 パワートレインには、1.5リッター自然吸気エンジン「K15B」を採用。トランスミッションは5速MTまたは4速AT、駆動方式はすべてFWD(前輪駆動)となっています。

 0-100km/h加速はAT車で約11.2秒、公称燃費は17km/L台を記録しています。

 先進技術こそ搭載していないものの、信頼性とメンテナンス性を重視した設計が南アフリカなどの新興国市場にマッチしています。

 価格は29万9900ランド(約242万円)から35万9300ランド(約290万円)までです。

 このスターレットクロスは、現在のところ日本市場への導入は発表されていませんが、既に日本導入済みのフロンクスと極めて近い関係にあります。

 このパッケージングは日本のユーザーにとっても魅力的で、その導入に期待がかかります。

 ちなみに、スターレットのSUVという位置づけでは、1998年に誕生した「スターレット リミックス」が存在します。

 コンパクトSUVが珍しい時代に当時140万6000円という価格で販売されており、1999年まで販売されていました。

 それからスターレットのSUV版的立ち位置のクルマが登場するのは、25年ぶりの出来事となります。

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6件のコメント

  1. なんでもSUV化すりゃいいってもんじゃねェよ
    と思うのは私だけ?

    • 本当それ思う。いい加減セダンやワゴンの方に力を入れて欲しい?
      いつまでもミニバンやSUVが売れる時代が続く訳でもない

  2. :(;゙゚'ω゚'): これ…スズキのフロンクスをそのままパクった感じですね!

    • OEMですよ

  3. 海外の情報はいらないから、国内の新車情報をもっと追跡して欲しい。インドで車は買わないので。

  4. こう言うの見てるとスターレットってもしかしたらスズキのOEM車で出てくるのかね?と勘違いしそう。

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